先日、娘の靴を新しく買い換えました。
靴を変えるにあたって、子供の靴選びについて調べたところ色々と重要なことが分かったので記事にしてみます。
どういった基準で選んでる?
子供の靴選びで何を重視して選んでいますか?
・可愛い可愛い我が子にはやっぱり可愛い靴を履かしてあげたい。
・すぐ成長するから大きめのサイズで長く使いたい。
・あまり見ない変わったデザイン(形)にして他の子と差別化を図りたい。
・ブランドにこだわって良い靴(高級)な靴を履かせたい
色んな考えがあると思いますが、これらは「子供のために」という理由をつけた『親の欲求』です。
なにも子供にメリットはありません。
「足」の重要性
発育への影響
足にはたくさんの神経が通っていて、脳とも密接な関係があります。
歩いたり走ったりして刺激を与えることで脳の発育が促進されます。
言い換えるなら合わない靴を履いているとうまく刺激を与えれず発育も遅くなります。これは運動音痴(苦手)だったり、身体にも影響が及びます。
骨の歪み
人間の足は26個の骨でできています。小さな子供はその骨が軟骨状態から始まり7歳頃までに食事などでカルシウムを摂取して骨になり足の形が大体決まります。
ですので、7歳くらいまでは親がしっかり正しい知識を持って靴を選んであげないと子供の足はすぐに変形してしまうということです。
外反母趾・偏平足
よく耳にするのが外反母趾や偏平足ですね。身近な人でもいると思います。
私は外反母趾は小さい靴を履いていたから・偏平足は大きい靴を履いていたから、もしくは生まれつきという風に思っていましたが二つとも同じ原因でした。
その原因は、『大きいサイズの靴を履いていた』でした。
「サイズが大きい靴を履くと、足の指を踏ん張って地面を蹴って歩けない」
これが偏平足になる理由
「足の指に余計な力が入るため指が曲がってしまう」
これが外反母趾の原因です。
X脚・O脚
靴選びで影響が出るのは、靴を履く足だけではありません。身体すべてに影響がでます。
靴の作り・素材などでかかと周りがしっかり固定されないような靴を履いていると、かかとの骨が正しく固まらずX脚やO脚の原因になります。
また姿勢も悪くなり身体の成長・運動能力にも影響します。
靴を選ぶポイント
個々によって足の形は異なります。しっかりと計測してから靴選びをしましょう。
計測するところは、「足長」「足幅」「足囲」です。
靴の素材も意識してみましょう。
年齢・成長過程によっても選ぶ基準が変わるのでそれぞれの時期にあった靴選びをしましょう。
ファーストシューズ・よちよち歩き
歩き始めたばかりの赤ちゃんの初めての靴のことをファーストシューズといいます。
名前はシューズとついていますが、靴下に近いつくりです。
練習用なので靴の様な機能はないので屋内で使用してください。
素材は軽くて柔らかいもので、汗を多くかくので吸水性・通気性も意識するといいですね。
デザイン・形は指をしめつけないつま先、足首を支える形状がベストです。
少しずつ歩くのに慣れてきてよちよち歩きになってきたら外でも履ける靴選びです。
素材は柔らかいもので靴底も硬すぎないものを選びます。靴底は前1/3くらいで曲がるのがベストです。
デザイン・形は
・足首を支える深さがあるもの
・つまづき防止のためつま先が少し上がっているもの
・かかと部分が補強されたもの
・足にシューズを固定するベルト(マジックテープ)があるもの
この様なポイントを意識しましょう。
とことこ歩き
個々で変化時期は異なります。1歳から2歳にかけて歩くのがうまくなり運動量が増えます。
素材は汗をかいても良いように吸湿性・通気性のいいものを選びます。
デザイン・形は
・フィットして脱げにくいもの(ゴム紐やマジックテープ)
・サイズは靴にかかとを合わせて履き、つま先に7~10ミリのゆとりがあるもの
・靴の後半分は骨・かかとを守る硬いボックス構造のもの
・かかととじん帯の疲労を和らげるスポンジが靴敷きに使われているもの
・歩行のショックを和らげ滑り防止になっているゴム底
まとめ
今回はまだ我が子が2歳も来ていないので、2歳までの靴選びを紹介しましたが、2歳
以降の子供にもまだまだ靴選びで注意しておきたいポイントはあります。
子供が成長していくにつれ自分で好きな靴を選びたがると思います。
その時は、しっかり子供の意見も尊重して親がサポートしてあげてください。
文中でも強調しましたが、足の成長は脳の発達・身体の育成に深く関わっています。
子供の為を思うなら、自分のセンスで選ばず細かいとこまでチェックしながら少し時間がかかっても『本当の良い靴』をプレゼントしましょう。
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