私の人生の希望がこの本には詰まっています。
大げさではなく、世の中のお金のながれ・お金の作りかた・仕事の意味・自分の分類される位置・資産・負債との向き合い方など、今まで自分が理解していたことがどれだけ浅く無知だったか痛感しました。
もっと早く読んでおけば、もっと早く行動に移せたのに!!と悔しい思いもありました。
金持ち父さん貧乏父さんについて
この本は数年前に話題ブームになり多くの方が読んでいましたが皆さんは知っていますか?
私は当時学生で、本のタイトルは聞いたことがありますが、「貯金の仕方の本?稼ぎ方の本?難しい内容そうだな。まだ社会人じゃないし興味ナーシ!」って感じでスルーしてた。
書籍との出会い
去年(2017年)上司が退職することが決まってから所属する部署は私一人になることになってので何か副業できないかなと考えていました。
そこでまずは「お金のこと」について勉強しようと考え色々サーチしていたところこの本に巡り合えました。
学生時代ってなんで勉強が嫌いなんでしょうね?
私なりの答えは「学校・先生にやらされている感があるから」です。
社会人(大人)になると興味あることに対して勉強することが苦痛に思わない。むしろ勉強するのが楽しいくらいです。
この本は262ページあり文章がビッシリ書かれています(たまに図などもある)。
でもすらすら読めてどんどん頭にインプットされていく感じがあります。
メイン登場人物
著者であるロバート・キヨサキが幼少の頃に実の父(貧乏父さん)と友人のマイクの父(金持ち父さん)から学ぶ『お金の稼ぎ方(作り方)』の仕組み・思考を自分なりに考えどう選択をすれば自由の豊かな人生を生み出せるかをストーリー仕立てで書かれています。
給料アップの無意味さ、お金の貯め方・増やし方、戦略がロバート・キヨサキの経験を元に具体的に分かりやすく説明しています。
また、本で描かれている人物などは架空の存在で話を分かりやすくするために作られたといわれています。
内容(話の流れ)
教えの書
[第一の教え] 金持ちはお金のために働かない
[第二の教え] お金の流れの読み方を学ぶ
[第三の教え] 自分のビジネスを持つ
[第四の教え] 会社を作って節税する
[第五の教え] 金持ちはお金を作り出す
[第六の教え] お金のためでなく学ぶために働く
by 書籍:金持ち父さん貧乏父さん 目次
私が読んだ後に考えたことは、「[第三の教え] 自分のビジネスをもつ」のところ。
自分が出来るビジネスってなんだろう?
答えからいうと、「色々ある」です。
今の時代、自分の得意を生かす『ココナラ』
作ることが好きなら『ミンネ』のようなハンドメイドショップ
物品の相場に詳しいのなら『せどり』
文章を書くのが得意なら『クラウドワークス』でフリーランサー
など、いろんな方向に道はあります。
いくつか試しましたが、この本で紹介されている最終目標『お金でお金を生み出す』には届かないと思いました。(働くのをやめれば収入も減るという観点で)
数週間、他の道を調べまくってたどり着いたのは「ブログ運営」です。
なぜブログ運営かというと、
・もともとツイッターなどで情報発信するのが好きだった
・ブログサイトが大きく成長し書籍化やコンサルタントの依頼が発生できれば自分のビジネスとして成り立つ
・資産記事を生み出せれば放置していても自動収益化システムになる
・[第四の教え]で実際にブログで成功し会社を設立し節税対策を行っている方も多い
・ブログ成功者はひと月に何百万と収入を得ている人も存在しているので、ブログ収益を書籍でも紹介しているような不動産投資に回しさらにお金でお金を生み出すことが可能
という思考になりました。
実践の書
[実践その一] まず五つの障害を乗り越えよう
[実践その二] スタートを切るための十のステップ
[実践その三] 具体的な行動を始めるためのヒント
by 書籍:金持ち父さん貧乏父さん 目次
本を読んでも実際にどうすればいいのか、なかなか難しいところ。
でも「実践の書」という手引も用意されていて、自分がこれからどうアクションを起こせばいいか分かりやすく段階的に説明してくれています。
私もこの用意されたステップを上って行っている途中です。
経済的自由を手に入れるには
本書では「ふつうのやり方」で人生を乗り切ろうとするな!という。
一生懸命働いて、余ったお金を貯金。足りなければ借り必要以上に税金を払う。
多くの人は貯金を貯めて将来の生活を安定しようとしていますね。私もその通りでした。
何かに投資するといっても、その元金が無いし、少し余裕ができ最近流行の仮想通貨に投資している人もいるでしょう。
でも投資する仮想通貨の情報は誰か(自分の知っている有名人)が良さげにつぶやいたり紹介した商品で自分で調査し考えたものではないことがほとんどではないでしょうか?
つまりそれは、自分のビジネスではなくただの博打じゃないかと思います。
この本では、「お金の生み出し方」「お金の流れ」「資産と負債の区別の仕方」を教えてくれます。経済的自由を手にするにはまずこの基礎をしっかりと理解していないといけません。
そして金持ちになるための「勤労所得(会社からの給料収入等)」から「ポートフォリオ所得(株式や債券など)」・「不労所得(不動産等)」へ乗り換えることが重要です。
お金持ちは誰でも実現できる
世の中、生まれ育った家庭が大金持ちという人の方が少ないです。
でもお金持ちになるのは経験・知識・努力で誰でもなれる可能性があるということがこの本を読めばわかります。
環境の変化に恐れ行動しなかったり学ばなかったりする状態が今の私たちじゃないでしょうか?
良い一つの例として
ブログで成功している人も最初は普通に会社員だった人ばかりです。
会社を辞めて独立する選択の時、どんなに勇気・不安があったでしょう。
私は、恐れを乗り越えてかがやいている彼らを心から尊敬します。
まとめ「金持ち父さん 貧乏父さん」の真意
この本の裏表紙にはこのような文章が書かれています。
この本は・・・・・・
■ 金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。
■ 持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。
■ 資産と負債の違いをはっきりさせる。
■ お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
■ そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
by 書籍:金持ち父さん貧乏父さん 裏表紙
実はこの本。お金について悩んでいる大人向けに書かれた本ではなく、子供にお金のことを理解してもらえるように教科書的存在の本なんです!
「所得」や「負債」などの言葉は子供では少し難しいので直接はなかなか読めませんが、どこの国も「お金」という教科はないみたいです。
学校で教えてもらえないので今の大人たちはお金に悩んでお金の稼ぎ方を色々考えます。
教えるのは先生ではなく親の役割ということですね。
親がしっかりお金について理解し、子供が社会にでても同じ悩みで困らないように準備してあげる。 そのための本です。
もちろん大人の私たちにも書かれている知識はすごい勉強になり刺激になります。
今私も将来の計画を立て毎日そのために行動しています。
正直毎日ワクワクなんですが、したいこと(会社の仕事じゃないよ)がたくさんあり時間が足りません。あっという間に1日が過ぎていきます。
この本と出会ってからというもの、同じことの繰り返しの日々が一変し、毎日違う内容の日々が過ごせていると思います。
善は急げじゃないですけど、お金(収入・貯金・老後)のことで悩んでいる人、今の生活に満足はしているけど子供にはもっと楽な人生を送ってほしいと考えている人、独立を希望している人、等は是非読んでみることをお勧めします。