2016年にマイホームを建てました。
その時に大活躍した「間取りの方程式」という書籍を紹介します。
マイホーム
人生で一番大きな買い物になるであろうマイホーム。
家庭をもったら手に入れたい夢ですよね。
でもお菓子を買うみたいに簡単に買えるものではないですし、大きな買い物なので自分の理想を形にしてこだわりたいです。
私はすごいこだわり屋さんなので、マイホームを購入することが決まって色々勉強しました。
購入する住宅メーカーの人に聞けば色々教えてくれますが、初めての家購入なので学校の勉強みたいに「何が分からないのか分からない」状態です。
聞きたいことっていっても知識がないので、知らないまま家を建て終わったという状況にもなりえます。
それは家を建てた後、「あの時もっと調べていれば」「あんな風にできるの知らなかった」「これをしてしまったから資産税がたかくなったの?」「〇〇を自分ですれば、節約できた」といった後悔をしてしまう可能性があるということです。(というより、必ずすると思います)
「間取りの方程式」
みなさんは「間取り図」や「空間図」をかけますか?
私は「設計図」などを書くのが子供のころから好きなのでイメージ図を書くのは得意な方です。
専門学校などは行ってないので本格的な図は難しいですが、誰が見ても理解はできるレベルだと思います。
ちなみに妻は真逆で図を書くのがとても苦手です。立体の正方形(サイコロ)を描いてもらうとすごい形になります。
今まで自分が描く図レベルはみんな描けると思っていたのでかなり衝撃的でした。世の中には図を描くのが苦手な人もいることをその時知りました。
間取りを設計するにあたり何冊か本を読みましたが、どれも同じような内容だったり、難しい説明のものが多かったです。
しかしこの「間取りの方程式」はズバ抜けて分かりやすかったです。
どんな本?
by 間取りの方程式
文章だけでなく「図」「イラスト」「写真」をたくさん使い、説明していることをイメージしやすい構成の内容です。
空間のイメージイラストとその間取り図、実際の空間写真(イラストと同じアングル)を並べて載せてくれているのではっきりイメージ&理解できます。
各間取りのサイズ
by 間取りの方程式
間取り設計図(間取り図)を描くのに一番重要なのは、各空間(部屋・廊下・階段・キッチン・トイレ・クローゼット・玄関 など)のサイズです。
この本では、各空間(部屋)をプラモデルのように1つ1つサイズ設定の詳細を説明しているので、理解しやすいし、間取り図で組み合わせるのが誰でも簡単にできます。
駐車場・庭・方角・周りの環境
by 間取りの方程式
大体この類の本は、「間取り」なら「間取りだけの特化本」が多いですが、「間取りの方程式」では間取りの他にも
「家を建てる土地に対してどれくらいのサイズの家を建てると駐車場・庭がどれだけ確保できるか」
や
「どの方角でどこに窓を設置すればどれくらい明るい」
や
「家の周りに高い建物があった場合の間取りの組み立て方」
など、ありとあらゆるパターンも分かりやすく紹介しています。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは色々回りました。
比べるためですが、どういうものを意識したか紹介します。
家の作り方(組立方)
今は多くのハウスメーカーがあります。
そしてハウスメーカーによって家の作り方(住宅工法)が違います。
そのメリット・デメリットを把握しておくとお願いするハウスメーカーが絞れてスムーズに進めれます。
住宅工法が詳しく説明されているサイトを見つけたので載せておきます。
www.happyh-yamada.net
マネープラン
家を建てるのは高い金額です。その「高い」中でもピンキリで値段が違います。
大手のハウスメーカーだとブランド力の技術もありますので高くなります。
逆に地元のメーカは安い金額の場合が多いです。
どちらを選ぶにしろ一括現金払いではないと思いますので、ローン購入になるでしょう。
家庭の所得に見合ったマネープランにしましょう。
お金を出すと家はどんどん理想の形になります。でもそれをやっちゃうと本当にキリがありません。
自分でしっかり区切りは決めておくことが大事です。
大事な基準
ハウスメーカーに行った時にまず聞いてもらいたいことがあります。
「耐久性」です。
最近は大きな地震があり多くの人がその災害の被害にあっています。
家に亀裂が入った・崩壊したなどがニュースで流れています。
家にもっとも関係性ががある耐久性は知っておく必要性があります。
ハウスメーカーも独自に表にしたものやデータを必ず用意しています。説明を聞きましょう。
もし難しい言葉で理解できなければ「どれくらいの震度が耐えれますか?」と聞けば分かりやすいと思います。
私が行ったこと
家を建てるために私が行ったことは、「自分の理想を頭の中から紙面上に出す」です。
これはハウスメーカーを決める前の段階から始めました。
まずは文章で書きだす
何部屋欲しい、トイレはいくつ設置する、風呂場はどこにする、キッチンの種類は何、どこを収納スペースにする、吹き抜けにするか、窓はどこにつける、階段はまっすぐか曲げるか、などを決めれそうなとこから簡単に書きます。
間取りを書いていく中で組み合わなかったりで変更も多々あるので「簡単に」です。
家の形を決める
間取りではなく外枠(外周)の形です。
経てる土地も関係しますが、外周のサイズを決めます。
間取りを描く
さっき描いた外枠の中にパーツごとに部屋を割り当てていきます。
パズルのように、なおかつテトリスの様に組み合わせて枠内で理想の配置を設置します。
上手くいかない時ももちろんあるので思考を変えながら臨機応変に組み合わせます。
間取りを描くときは専用の用紙を使うと綺麗で正確な図が描けます。
マスの線が入った用紙ですが、小学生が使っているマスノートでは正確にはかけません。
間取りを描くときのマスは「1マス=9ミリ×9ミリ」です。
小学生のノートは「1マス=10ミリ×10ミリ」です。
ノートで書いたものを設計士に直してもらうと小さくなるのでイメージしていたの違った感じの空間と思うかもしれません。
また「壁」をひと線で描くのも間違っています。なぜかというと柱の幅があるのでその幅分壁の幅もあるということです。つまりひと線ではなく太い線で描かないと正確な図が描けません。
専用の用紙は安く手に入ります
上記のことをあらかじめやっておくと初めて行くハウスマーカーでもスムーズに相談でき毎回同じことを説明するという無駄な時間を省略できます。
まとめ
マイホームを建てることについて話しましたが、人生で一度の大きな夢!
こだわって最初から自分で形を生み出すことを勧めます。
世界に一つだけの家なんですから時間をかけてつくっていきたいじゃないですか。
専門的な知識がなくても、この「間取りの方程式」をみれば誰でも間取りをかけます。
立体の正方形(サイコロ)が描けなかった妻もこの本を読んで間取りをバンバン描いていました。
私の理想の間取りと妻の理想の間取りを見ながらお互いあーだこーだ言いながら、譲れないとこ・我慢できるとこを話すのにとても便利でした。
他の本で書いてあることはもちろん、それをさらに分かりやすく説明しているのが「間取りの方程式」です。
「この1冊さえあれば十分!」と私はハッキリ言います。
家を買う予定が無い方でも普段の生活を良くする知識を学べますし、面白いですよ。
【ネットも活用する】
理想のマイホームのイメージができたらさらに見積もりを把握して夢を形にする一歩を進もう!!
ハウスメーカーや住宅展示場に行って話を聞く時間が取れない方は、まずネットで「家づくり計画書」を作ってみるのも参考になりますよ。
・自分の理想の間取り
・注文住宅の費用・資金計画
・土地探し
等を設定でき、提案もしてもらえるのでどんどん形になっていきます!
複数社のハウスメーカーを比較できるのもありがたい。
もちろん無料で利用できるので、本格的にマイホーム活動する前にやっておくとかなり勉強になると思います。
▼家づくり計画書が作れるサイトです▼