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2児のパパで今年30歳の冒険者(サラリーマン)が日々の生活を通して勇者(自由を手に入れた者)を目指すサクセスブログです。

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【ベタの稚魚を飼育】生後0日~30日の記録

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前回ベタの繁殖について記事を書きました。

 

今回は繁殖が成功した後の話になります。

 

この記事では

・孵化したベタの稚魚はどのように成長していくのか

・ベタの稚魚の餌や、餌の切り替えタイミング

・稚魚の水槽の水換え方法

・ベタの稚魚育成時の注意点

などについてお話します。

 

 

 では、生後0日からの成長&飼育について順に紹介していきます。

 

産卵(4月19日)

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繁殖に向けてペアリングを開始して、4日目の出来事でした。

 

深夜2時に交尾が始まり産卵に成功しました。

 

2時間以上に渡り繁殖行為が繰り返され、推定300個の卵が産み落とされました。

 

オスメス共に産み落とされた卵を泡巣へ運びセットしていましたので、安心して見ていられました。 

 

繁殖行為が終了したら、メスを水槽から取り出します。

別容器でケアをしました。

 

孵化(4月20日)


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産卵から40時間後に泡巣にたくさん紐のようなものがぶら下がっています。

推定150匹

 

これらが稚魚で、最初は泳げないので泡と泡の隙間に挟まっている状態です。

 

たまに動いた時に水底に落ちていきますが、親であるオスベタがせっせと口で拾って泡巣へ戻します。

 

気付かず水底に落ちていたままでも死んだりしないので大丈夫です。

 

私はこの時点でインフゾリア(微生物)を沸かし始めました。

ベタの稚魚が初めて食べるエサ

 

インフゾリアとは稚魚が初めて食べるエサです。

 

ブラインシュリンプをいきなり与える方も少なくないですが、口に入らない大きさのものは食べることができないので、生存率を上げたいのならインフゾリアの準備を考えましょう。

 

ですがインフゾリアを沸かすには時間がかかります。

準備をするならお見合いを開始したと同時に沸かし始めても早くありません。

 

繁殖に成功してからでは少し遅く、餓死させないためにも準備はお早めに。

 

生後1日(4月21日)

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稚魚が少しずつ活発に動き出します。

 

まずは泳ぐための練習をします。

 

泡巣から離れて水底に落ちながらも、泡巣に戻れるようにクイッ!クイッ!っと縦に泳いで訓練に励みます。

 

生後2日(4月22日)


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体が横向きになります。

 

自由に泳ぎ回るとまではいきませんが、横向きでいられるようじっとしてキープしています。 

 

オス親はずっと稚魚の世話をしてくれていますが、稚魚が横泳ぎし出した時点で水槽から取り出し、別容器でケアに入りました。

 

少し早いかな?と思いましたが

・繁殖開始から断食

・産卵後から寝ずにすっと稚魚の世話

をしていることから、負担を早く軽減させてあげたいと早めの子離れを実施しました。

 

この時点でインフジリアを与えてみます。

 

微生物なのできちんとそこにいるのか見えませんが、沸かしている水の中のフワフワした綿のようなものがインフゾリアの塊みたいなので、それをスポイトで吸い取って稚魚の水槽へ移しました。

 

稚魚の一部は水中でパクッとする行動を取っていたので、おそらく食べていたのだと思います。

 

ちなみにブラインシュリンプも与えてみたのですが、まだ口に入らないのか餌と認識していないのか食べませんでした。

 

生後3日(4月24日)

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生存100匹以上

3・4割はブラインシュリンプを食べることができています。

稚魚の生存率を上げるための必須のエサ

 

食べれない稚魚もインフゾリアを食べている様子が伺えます。

 

 

生後5日(4月26日)

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生存100匹以上

8割がブラインシュリンプを食べれるようになる。

 

インフゾリアもスポイトで追加投入

 

大きい稚魚は5ミリ程度まで成長しています。 

 

生後6日(4月27日)

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生存100匹以上

9割がブラインシュリンプを食べれるようになる。

インフゾリアも与える。

 

試しに人口餌を粉末状にしたのを与えてみましたが見向きもしませんでした。

 

稚魚の頭ではまだ、ごはん=動くもの と言う思考なんでしょう。 

 

 生後7日(4月28日)

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生存100匹以上

 

水槽も汚れが目立ち始めますが、稚魚はデリケートなので水換えはしてはいけません。

 

全体的に小さくても全長5ミリ以上のサイズには成長したのと、グリーンウォーターが加速下ので、「エアポンプ」を導入することに。

 

稚魚が吸い込まれないようにスポンジの目が細かいテトラのポンプを採用しました。

稚魚でも安心に使えるスポンジ

 

生後9日(4月30日)

生存80匹前後

 

この時点で餌をブラインシュリンプのみにシフトしました。

 

全長5〜6ミリ

スポイトでフンや食べカスなどの掃除をし、抜いた分だけカルキを抜いて水温を合わせた水を足していくことにしました。

稚魚の水槽の掃除&足し水にとても役に立っています

 

生後10日(5月1日)


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生存70匹前後

 

大きいので全長7ミリ程度

 

水の汚れからくる環境悪化か、水換え時の刺激か、餓死か、少し稚魚が死に始めます。

 

生後11日(5月2日)

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生存70匹

 

・ごみ取り

・足し水

 

全長7ミリの稚魚もいる 

 

生後12日(5月3日)

生存70匹

 

再度、人口餌をすり潰したのを与えてみる。

 

食べる子もいるし、食べてみるも吐き出す子もいる。

 

ブラインシュリンプ以外の食べ物に興味が出てきた。

 

生後13日(5月4日)

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生存50匹

全長8〜9ミリ

 

尾びれの形が個体ごとに違うことに気付く。

 

今回の繁殖で使った種親は「オス・ハーフムーン」「メス・ダブルテール」なので違う種類の形になります。

 

大体、半分半分の割合でバランスよく親の血が入っていそうです。 

 

生後14日(5月5日)

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生存50匹

 

尾びれ以外はみんな同じ感じ。 

 

生後17日(5月8日)

生存50匹

大きいので全長11ミリ

 

人口餌はまだほとんどの稚魚が食べない。

 

体色が出てきた個体もいる。

親はオスメス共に「青」なので、青っぽい色。

 

水面で斜めに傾いて浮いている個体を発見。

泳ぐ時もうまく潜れていないようで変な泳ぎ方になっている。

 

調べたとこと『転覆病』らしく、体内に空気(ガス)が溜まる病気らしい。

よく見ると体内に気泡があるのも見えた。

 

餌を食べたり、ほっといたら時間が経過してみたところ戻っている個体もいた。

 

直接「死」に関わる病気ではないみたいなので、治療などは施さず様子見することに。

 

生後21日(5月12日)

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生存50匹

 

 

黒がベースのボディー(親遺伝)と白がベースのボディーに別れる。

 

親遺伝ではない白ボディーの個体は少数だけど、明るい青色が出てきて綺麗。

 

生後30日(5月21日)

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生存50匹

全体で全長6〜15ミリ

 

ブラインシュリンプと人口餌「グロウS」を与える。

初めての人口餌にオススメ

 

ほとんどの稚魚が人口餌(粉末タイプ)を食べれるようになった。

 

8割の個体に体色が出ている。

やはり親が青色なので、全員青色が発色。

 

転覆病は少しマシになってきた。

 

 

【おまけ】生後46日(6月6日)

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生存40匹

全長10ミリ〜18ミリ

 

完全に人口餌「グロウS」にシフトする。

毎日ブラインシュリンプを沸かす作業から解放されて、肩の荷が少し軽くなった。

 

 

まとめ

憧れのベタの繁殖に成功しましたが、稚魚を育成するということは予想以上に大変と言うことが分かりました。

 

産卵では300個程度の卵を産みましたが、無精卵だったり卵のまま死んだりして半分の150匹の稚魚が生まれ

 

生後0日〜30日つまり1ヶ月間育成する間に3分の1の50匹まで数が減りました。

 

ネットでベタの稚魚の育成状態を紹介しているブログを何個もみましたが、

 

最終的に生き残ったのは一桁という方も少なくありませんでした。

 

そう考えると今回初めての繁殖で50匹程度生き残ったのはいい方なのではないでしょうか?

 

もちろん私自身は100匹くらい育て上げる意気込みだったので満足していませんが、経験としてはとても勉強になったと思います。

 

今回の経験を活かし、また繁殖にチャレンジしたいと考えています。

 

まだまだ先の話ですが、将来的にはオリジナルブリードのベタ専門店をネットで開設もしたいです。

 

そのためにもっと準備万端にし生存率を上げる繁殖方法を日々研究していきたいと思います。

 

もし当記事が少しでも繁殖チャレンジの参考になればシェアなどもよろしくお願いします。

 

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