この度、メインの投資先であるマネースクエアの「トラリピ(為替)」が円安相場でレンジアウトしたことから、投資運用での利益が得にくい状況になりました。
このまま相場が戻ってくるのを待っているのも損はしませんが、機会損失かなと思い、為替以外の投資アイテムを始めるきっかけとして暗号資産(仮想通貨)でトラリピの様に運用してみようと考え「暗号資産FX」を始めることにしました。
ただ、マネースクエアが提供しているように最初に買いたいレート・売りたいレートを設定し後は放置!というようなサービスはないため、あらかじめ自分で売買レートや運用資金、リスクを把握したうえで、決済のたびに自分で再び注文予約を行う「手動トラリピ」で運用になります。
これまで初期設定だけであとはほったらかしの楽チン自動売買をしてきたので、手動での運用は不安がありましたが、あらかじめ自分で運用方法(設定)を決めておくと難しいことはなくすぐ慣れることができ1ヵ月運用が完了しました。
この記事では、
暗号資産の手動トラリピ運用1ヵ月の結果
についてお話します。
暗号資産FXをするメリット
メインである為替の代わりに、暗号資産FXを選んだ理由は大きくまとめると2つのメリットが魅力的だったからです。
メリット①
1つ目は資産増加を狙える他の投資アイテムを圧倒するボラティリティの大きさです。
株や為替では出せないボラティリティを暗号資産(仮想通貨)は持っています。
購入し長期間保有しておくだけでも大きく資産を増やせる可能性が高い暗号資産ですが、そのボラティリティの大きさを利用し売買を繰り返すことで、確実にそして大きく利益を獲得することができると考えました。
保有しているだけでは評価額は増えても利益は確定していません。
相場が下がれば含み益は幻(なかったこと)となります。
動きが激しいということは、上手く乗りこなせばどんどん利益が入ってくる。
「チャンスが多い」アイテムということで、1番のメリットだと思います。
メリット②
為替でトラリピをしていると、相場が設定レンジ内で動くと利益が入ってきます。
しかし、利益が発生するチャンスがあるのは市場が開いている時間帯(簡単にいうと平日)です。
つまり土日は市場が休みなので相場が動かず、利益は発生しません。
ある程度の期間トラリピで運用していると、利益が発生しない土日はなんだかさみしい気持ちになってしまうんです。(私の場合)
ですが、暗号資産(仮想通貨)は24時間・365日相場が変動しているので、土日も関係なく利益のチャンスがあります。
ボラティリティが大きくて利益のチャンスがあるのに、ずーと毎日が資産増加チャンスというのが上乗せされるのが私のなかでは大きなメリットでした。
冒険者Lv.1の暗号資産手動トラリピ設定
私が暗号資産の手動トラリピで資産運用している設定はこちらの記事で詳しく解説しています。
投資初心者の方でも理解できるように画像や図・表をたくさん使って解説しているので、興味がある方は参考にしてください。
・資金15万円とお手頃金額から始められて
・ロスカット値を0円に設定して暴落でも安全
・買いと売りの両建てで上がっても下がっても利益を狙る
・利益は好きなタイミングでいつでも口座からだしてOK
と、安全性を重視して運用設定しています。
ですが、暗号資産のボラティリティのおかげで利益も狙える!というのが私の運用方針になります。
また、仮想通貨の売買損益は結構複雑なので取引データを送信するだけで正確な損益計算をしてくれるサービス利用も検討しておくと年間の取引結果も楽に管理できるので、大きな利益が出たときの確定申告も安心です。
【仮想通貨の損益計算サービスは「Cryptact」】
暗号資産 手動トラリピ運用実績
2021年5月4日から稼働し始めた暗号資産の手動トラリピは約1ヵ月(5月データ)でどんな成績を残したか見ていきましょう。
【決済回数】 9回
【決済利益】 16532円
【決済損失】 -1201円
【レバ手数料】 -891円
【評価損益】 -26345円
【単月利益】 14440円
暗号資産の手動トラリピの初1ヵ月間の純利益は14440円となりました。
利回りでいうと
9.63% / 月
予想していたより高く、自分では手ごたえを感じています。
まとめ
ゴールデンウィークを利用して設定や資金・リスク管理を把握して開始しました。
ビットコインキャッシュではじめて、開始数日でレートが急騰し設定レンジの上抜けあい、テゾスに一旦切り替え、レートが戻ってきたのでまたビットコインキャッシュに切り替えと、暗号資産の手動トラリピでは、運用するコインの種類は特定せずその時の状況に対応して運用していました。
1か月間運用してみると、ボラティリティの大きさを改めて実感したというのが一番の感想です。
現在は想定レンジを下抜けまで動いていて上がってくるのを待っている状態ですが、ロスカット値は0円と設定しているので、全然焦ることなく状況を見ることができます。
あと1つ分のレンジBOX資金があればレンジ抜けによる機会損失をカバーできそうと考えているので、今は資金準備に力を入れています。
今後の冒険者の主力投資方法に出来るように頑張っていきたいと思います。