メインの投資先であるマネースクエアの「トラリピ(為替)」が円安相場でレンジアウトしたことから、投資運用での利益が得にくい状況になりました。
違う種類の投資アイテムに分散することで利益の機会損失を防ぐため暗号資産(仮想通貨)でトラリピの様に運用してみようと考え「暗号資産FX」を始めました。
ただ、マネースクエアが提供しているように最初に買いたいレート・売りたいレートを設定し後は放置!というようなサービスはないため、あらかじめ自分で売買レートや運用資金、リスクを把握したうえで、決済のたびに自分で再び注文予約を行う「手動トラリピ」で運用になります。
これまで初期設定だけであとはほったらかしの楽チン自動売買をしてきたので、手動での運用は不安がありましたが、あらかじめ自分で運用方法(設定)を決めておくと難しいことはなくすぐ慣れることがでました。
この記事では、
暗号資産の手動トラリピ運用5ヵ月の結果
についてお話します。
▼暗号資産の手動トラリピはGMOコインで運用してます▼
暗号資産FXをするメリット
メインである為替の代わりに、暗号資産FXを選んだ理由は大きくまとめると2つのメリットが魅力的だったからです。
メリット①
1つ目は資産増加を狙える他の投資アイテムを圧倒するボラティリティの大きさです。
株や為替では出せないボラティリティを暗号資産(仮想通貨)は持っています。
購入し長期間保有しておくだけでも大きく資産を増やせる可能性が高い暗号資産ですが、そのボラティリティの大きさを利用し売買を繰り返すことで、確実にそして大きく利益を獲得することができると考えました。
保有しているだけでは評価額は増えても利益は確定していません。
相場が下がれば含み益は幻(なかったこと)となります。
動きが激しいということは、上手く乗りこなせばどんどん利益が入ってくる。
「チャンスが多い」アイテムということで、1番のメリットだと思います。
メリット②
為替でトラリピをしていると、相場が設定レンジ内で動くと利益が入ってきます。
しかし、利益が発生するチャンスがあるのは市場が開いている時間帯(簡単にいうと平日)です。
つまり土日は市場が休みなので相場が動かず、利益は発生しません。
ある程度の期間トラリピで運用していると、利益が発生しない土日はなんだかさみしい気持ちになってしまうんです。(私の場合)
ですが、暗号資産(仮想通貨)は24時間・365日相場が変動しているので、土日も関係なく利益のチャンスがあります。
ボラティリティが大きくて利益のチャンスがあるのに、ずーと毎日が資産増加チャンスというのが上乗せされるのが私のなかでは大きなメリットでした。
冒険者Lv.1の暗号資産手動トラリピ設定
私が暗号資産の手動トラリピで資産運用している設定はこちらの記事で詳しく解説しています。
投資初心者の方でも理解できるように画像や図・表をたくさん使って解説しているので、興味がある方は参考にしてください。
・資金15万円とお手頃金額から始められて
・ロスカット値を0円に設定して暴落でも安全
・買いと売りの両建てで上がっても下がっても利益を狙る
・利益は好きなタイミングでいつでも口座からだしてOK
と、安全性を重視して運用設定しています。
ですが、暗号資産のボラティリティのおかげで利益も狙える!というのが私の運用方針になります。
また、仮想通貨の売買損益は結構複雑なので取引データを送信するだけで正確な損益計算をしてくれるサービス利用も検討しておくと年間の取引結果も楽に管理できるので、大きな利益が出たときの確定申告も安心です。
【仮想通貨の損益計算サービスは「Cryptact」】
9月のBOXレンジ設定
運用コイン種類はBCH(ビットコインキャッシュ)です。
初期設定のBOXレンジ(BOX①)はレンジ下抜けしているので、そのままレートが戻るまで待機中です。
BOX②から資金を追加して稼働し利益を狙っていきます。
■BOX②
基準レート: 70000円
トラップ幅: 2000円
運用数量 : 核トラップ 0.8BCH / 小トラップ0.2BCH×4本
利確幅 : 2500円
利益金額 : 500円
ロスカット値: 0円
【必要資金】 : 162000円
■BOX③
基準レート: 60000円
トラップ幅: 2000円
運用数量 : 核トラップ 0.8BCH / 小トラップ0.2BCH×4本
利確幅 : 2500円
利益金額 : 500円
ロスカット値: 0円
【必要資金】 : 138000円
■全BOXレンジに必要な運用資金
BOX①+BOX②+BOX③
=453750円
BOX②と③でレート52000円~78000円までカバーしていました。
これくらいの範囲をカバーできれば、早々のレンジ抜けも心配ないのかなと思います。
そしてレート60000円~70000円はBOX②と③が重なっている部分になり、この間でレートが上下してくれれば、BOX②の「買いトラップ」とBOX③の「売りトラップ」での2倍の利益が期待できます。
まさにこの戦略の醍醐味といっていい理想の展開となります。
暗号資産 手動トラリピ運用実績
2021年9月の手動トラリピはどんな成績を残したか見ていきましょう。
【決済回数】 17回
【決済利益】 8000円
【決済損失(レンジ上抜け時の売りポジション)】 -1383円
【レバ手数料】 -1863円
【評価損益】 -69927円
【単月利益】 4754円
暗号資産の手動トラリピ9月の純利益は4754円となりました。
利回り : 1.05% / 月
全期間の純利益は24054円
利回り : 5.31%
運用していく中でBCHの動き幅などの感覚が分かってきたので、トラップ幅や利確幅を少しずつ調整していってます。
そのため、今後も利益率は上がっていくと考えています。
まとめ
暗号資産FXを開始した当初は、すぐにレンジアウトしないようにトラップ幅を5000円と広く設定していました。
運用していく中で動き方の感覚が分かってきたので、運用資金での最適なトラップ幅を探しながら少しずつレンジを絞っていっています。
9月でのトラップ幅は2000円と初期設定の半分以下まで縮めました。
また、この暗号資産FXの戦略を運用していくうちに「これは投資収入が期待できる」と確信が強くなってきたので、10月から更に運用資金を増やして稼働していく予定です。
近々、新戦略について記事を公開したいと思います。
今後の冒険者の主力投資方法に出来るように頑張っていきたいと思います。