こんにちは!冒険者Lv.1(@boukenshaLv1)です!!
ちょうど一年前くらいに自宅の敷地内に『ピザ釜』をつくったんですが、これが一年通して意外と活躍したので誰でも簡単に・格安で作れるので紹介します。
これからの時期は、更に楽しめるので是非チャレンジしてみてください。
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完成したピザ釜
ババンッ!
え?しょぼいって?
思ってたのと違うって?
あ!もしかして絵ヘタクソで分かりにくいかも知れないけどこんな形のピザ釜想像してた?
ピザ釜については後で色々説明しますが、TVやお店で見るようなものを作るとなるとかなりの金額と高い技術が必要になります。
今回この記事でのテーマは「誰でもできる簡単格安ピザ釜DIY」です。
その辺理解して読んでいただければと思います。
私だって本当は本格的なものを作りたかったです!ですがいろんな問題・計算があり今はまだ紹介するピザ釜で楽しんでいます。
ピザ釜の形の種類
「ピザ釜」と一言で言ってもいろんな形があります。
さっき写真見たときにイメージと違うと思ったでしょ?
大きく分けて3種類の形があります。
ドーム型
ピザ釜の理想的な形はみんながイメージするドームの形です。
ドーム型といっても半円ではなく入口付近が小さく尻上がりになっている上のヘタクソなイラストが理想です。
ピザを焼く際に中で薪などを燃やして熱をだしていきますが、ドーム型ならスムーズかつ均等に釜内の温度を上げれます。
外からの衝撃にも強く頑丈なのもメリットです。
デメリットとしては、やはり『作る』のがとても難しいです。
レンガを調整しながらカットしたり開口部の大きさ・釜内の広さ・煙突の位置など細かく計算して作らないとピザが全然焼けなかったり、逆に焼けすぎで中まで焼ける前に表面が黒焦げになるといったように、知識と技術・手間が必要です。
かまぼこ型
スーパーで売っている板付きのかまぼこのような半円の形です。
ドーム型の次に釜内の熱循環が優れている形になります。
かまぼこ型の釜はドームに比べると作成難易度は低いです。
アーチ状にレンガを積むだけなので、組立知識があれば簡単です。
かまぼこ型もデザインはピザ釜!って感じの雰囲気があるので一般家庭でのDIYでも人気の形です。
煙突は付ける人もいますし付けない人もいるので、自分の技術・好みでいいと思います。
箱型
これが私の作った形ですね。
見た目のデザインはドーム型、かまぼこ型に比べるとピザ釜っぽくないですね。
熱循環の性能も前者の2つの形に比べると劣ってしまいますが、料理性能で言うと家庭のオーブンで料理するよりはかなりおいしくできます。
箱型のメリットは多く
・前者の2つの形に比べると作成難易度が圧倒的に低い
・使用するレンガの数が少なく済むので低コストでつくれる
・サイズが小さくてもちゃんと機能する
・小さいサイズで使えるので設置する場所に困らない
などが挙げられます。
釜の内部の形式
上記では見た目の形を紹介しましたが、釜の中の構成にも種類があります。
一層式
燃料とピザが同じエリアにあるタイプです。
入口付近でピザを焼き、釜内の奥で燃料を燃やします。
※イラストは燃料を燃やす位置が入口付近になっていますが、私のミスです
メリットは釜内空間が広く取れるので調理しやすいです。
釜内が広いということは、ピザを焼く熱が均等に上昇するのに時間がかかるのとピザが焼けるために天井は低めにすることを注意しなければいけません。
私が思う一番のデメリットは、同じ空間にあるので燃料の燃えカスがダイレクトにどんどんピザに降り注ぐということです。
それが釜で焼く良いところと思う人もいると思いますが、個人的にはちょっと引っかかる部分です。
二層式
燃料を燃やすエリアと、ピザを焼くエリアを分けたつくりです。
下側で燃料を燃やしてピザを焼く熱だけを上で循環させるしくみです。
メリットは一層式のデメリットで話した燃えカスがあまりピザに降り注がないとこです。
二層にして入口を分けたことで、上昇した熱が逃げださない→調理時間の短縮にもなります。
デメリットは、調理空間が狭くなったということです。
きちんとサイズを計算して作らないとピサが入れにくかったり回しにくかったりします。
イラストには煙突が書いてありますが、私は付けていません。
なくても問題なく調理できます。
ピザ釜(箱型)の作り方
ではさっそく組立詳細を見ていきましょう。
私のピザ釜は「箱型・二層式」になります。
ピザを焼くエリア
天井をあけた写真です。
ピザをここに乗せて焼きます。
奥の部分は熱が上がってこれるようにあいています。
燃料を燃やすエリア
燃料を燃やすエリアは高温になるので底面もしっかり耐熱レンガを敷き詰めましょう。
骨組
私の場合は鉄板を挟んでその上に二層目のレンガを敷いています。
こうすることで簡単に層がつくれます。
調理する時
ピザを焼くときは、熱を逃がさないためピザエリアの入り口を塞ぐ必要があります。
鉄の扉を付けようとも思いましたが、より手軽で簡単にするために耐久レンガで塞ぐでけで調理しています。
以上です。
簡単すぎるピザ釜でしょ?
これで十分おいしいピザが出来るんだからコスパいいです。
予算と必要材料
予算は10000円あればおつりきます!!
・耐熱レンガ ×34個(+α)
釜と調理中のピザエリア熱を逃がさないためのフタ用での数です。
(+α)と書いているのは、天井部を耐熱レンガにした場合の数のことです。
写真の通り私は黒い板が天井になっていますよね?
これは、家を建てた際に出た「耐熱の外壁片」を使っています。
たまたま見つけたので使っていますが流石耐熱の外壁!全然燃えません(笑)
天井も二層目部の様に鉄板を敷けばレンガを載せるだけでできます。
・鉄板 1メートル(+α)
二層目のレンガを敷くために使います。1メートルくらいの鉄板を買ってきて切断して使います。
(+α)は天井も耐熱レンガにする場合は同じ様にして組立に使います。
・燃料「炭」
バーベキューとかで使う炭でいいです。
炭は使用後水の入ったバケツにぶち込んで芯まで火元が消えたら日当たりのいいところに広げて乾かします。
そうするとまた使えるのでエコ&コスパがいいです。
以上です。
どうですか!シンプル過ぎるでしょう。
セメントやモルタルでレンガ同士をくっつけたり隙間を埋めないの?
と思うかもしれませんが、私の場合もっと釜を拡張したくなった時やデザインを変えたい時にすぐバラせてリサイクルできる様にあえて固定していません。
調理の面に関しても問題なくおいしいピザができています。
台風が来た時も崩れることはなかったです。
また耐熱レンガといっても種類がたくさんあるので各レンガの用途説明を読んで選びましょう。
ホームセンターとかでこんな感じに表記して売ってたりします。
値段も大体1つこの前後の値段です。
写真の耐熱レンガだと
228円×34個=7752円です。
も1万円以内で十分収まりますね☆
ピザ釜制作のまとめ
簡単にではございますが、ピザ釜の作り方や釜の特徴についてお話ししました。
私の釜は最初はピザエリアの高さがレンガ1個分高かったのですが、燃料を燃やすエリアとのバランスがとれていなかったので全然ピザが焼けませんでした。
レンガ1個分低くしたことでバランスがとれて綺麗に焼くことができましたが、ピザ釜って適当にそれなりの形を作っただけじゃうまく機能しないんだなって実感しました。
超簡単な箱型でも少しバランスが取れないだけで機能しなくなるのに、ドーム型ならほんと最初から計算して作らないと材料費まるまる無駄になる可能性もあります。
少しはピザ釜について知識を得てから作業することを勧めます。
私の組み方なら間違いなくピザが焼けるのでマネするのも時短の一つです。
主役のピザですが、ピザ自体作るのがめんどくさいって方!
スーパーなどでできているピザでオーブンで焼くだけのものがあります。
▼こんな商品▼
生地から作るのがめんどくさかったらそういった商品を釜で焼く方法でも、普通にオーブンで焼くより何倍もおいしく作れるので試してください。
▼焼く前▼
使ってないオーブン用のトレーがピッタリ釜に合ったので利用しました。
▼焼いた後▼
チーズが溶けて生地はいい具合に焦げてます。
ピザ釜では、ピザの他にも「焼き芋」や「窯焼きパン」「アルミホイル料理」等でも使えるので1年中活躍できますよ。
ピザ釜に興味もった!でもやっぱりドーム型のオシャレな釜が良い!!
って方は、すでにできているピザ釜が売っています。
箱型でも良いけどもうちょっと高級感がある素材でないの?という方はこちら
まぁすでにできている物だしデザインもいいから金額はこの記事の釜の10~20倍以上するんだけどね。
デザインにこだわる人、お金に余裕がある人は是非自宅に本格的な釜をどうぞ。
最後に ピザ釜を作るにあたってすごい勉強になったサイトを貼っておきますので参考にしてください。
▼もっとお手軽な自宅でバーベキュー記事も書きました▼
組立て不要!自宅にBBQエリアを一瞬で設置!! - 人生RPG