日に日にツイッターでQUOREA BTC(クオレアビットコイン)で資産運用を始める方が増えている様に感じます。
私自身も今年(2021年)から始めた新参者ですが、クオレアのAIロボによる売買利益は、他の投資サービスに比べ圧倒的に利回りが良いことに驚いています。
AIロボに資産運用を任せると言っても、そのAIロボは数千体以上存在し、選ぶロボによってリターンは大きく差が出るので、クオレアでの資産運用で一番重要なのは「ロボ選定」と言っても過言ではありません。
この記事では、
自分の大切な資産を預けるロボの選び方
についてのポイントを解説します。
これからクオレアを始める方・始めたばかりの方に少しでも役に立てば幸いです。
ロボを選ぶ際に見るとこと
ロボを選ぶ際に確認しておくと良いポイントはいくつかあります。
・SNSでの注目度/人気度
・点数(オススメ度)
・過去累計損益
・ランキング
・月間損益
・連勝数
・ロボ作成者
・パラメーター(ロボットバランス)
・ロボ説明(ロボ作成者コメント)
・QUOREAからのコメント
・仮想取引詳細
など、ロボを選ぶための情報は結構あります。
SNSでの注目度/人気度
現在、どのロボが成績良く人気があるかを知るためにはツイッターなどのSNSで調べるのが一番早く簡単です。
実際にそのロボを使って運用しているユーザーの方が実績を公開してくれているので、運用資金・資金内取引量(0.5%〜25%)に対してリターン(利益)をどれくらい出してくれるかなどの具体的なロボの実力がわかるので、「自分の資金ならだいたい月間でこれくらいのリターンが見込めるかな?」と計算しやすいです。
また、SNSで取り上げられるロボは多くのユーザーに注目され実際に運用ロボのポートフォリオに組み込まれていることが多いので、「資産運用を任せられるロボのレベル」=「安心感も高いロボ」という捉え方もできます。
点数(オススメ度)
クオレアのログインページにて「ロボを探す」という項目があります。
その項目をクリック(タップ)すると最初に開かれるのがロボが「オススメ度」順に並んだページになります。
クオレア側が設けた採点基準によってロボに点数が付けられ点数が高い順番に表示されています。
クオレア利用者の中には、この点数が高い上位数体を選んで資産運用をしている方もいます。
ただ、この点数は利益を多く出すロボより、損失を多く出さないロボの方が点数が高いという傾向があるみたいです。
また、そのロボを使っているユーザーがロスカットになってしまったら点数が下がる(資金が少ないにも関わらず、保有ポジションが多いロボを採用してしまったなどで、ロスカットまでの距離が短かったりする)といった仕様になっているそう。
つまり、点数が高いからといって一番利益を出すロボではないし、点数が低いからといって成績が悪いロボということでもないということです。
過去累計損益
「ロボを探す」ページのオススメ度の隣のタブに『過去累計損益』の情報があります。
こちらはロボの月間損益が高いロボ順に表示されています。
利益が多い順で表示されているので、利益を第一に狙うならこのページ内のロボを選択するのも良いでしょう。
注意点としては、利益を多く出しているロボはアクティブロボの場合が多いということです。
アクティブロボというのは頻繁に取引をし、多くのポジションを保有するロボのことを指します。
頻繁に取引したり、保有ポジションを多く持つということは、それだけ証拠金が必要ということ。
つまり口座多くの資金が必要ということになります。
少額での稼働となると、証拠金不足ですぐ稼働エラーになり機会損失になったり、相場が急落するとすぐロスカットになってしまうため注意が必要です。
大きな利益を得ると同時に、大きな損失もでる確率があるため、資産管理は慎重に行いましょう。
連勝数
同じく「ロボを探す」ページ内に『連勝数』というタブがあります。
そのロボが取引をし、利益が出た場合1勝(Win)・損失が出た場合1敗(Lose)となり、連続で利益の取引になったロボ順に表示されます。
このページでは最高「10Win+」と表示されますが、ロボの詳細ページを開けば実際の連勝数が確認できます。
ただ、たまに100Winなど数字がおかしいロボが上位を占めていることがあります。
これはそのロボに組み込まれているパーツで「長期保有する」ように仕込まれているからだと思います。
相場が大きく下がったとしても決済しないようにされているので確定損失は出ない=負けない(Loseが付かない)のではないでしょうか?
そういったロボは自分のポートフォリオに組み込んでも売買利益を出さないので注意しましょう。
こんなロボを採用しないための見極め方は簡単で「デモトレード」機能を使います。
そのロボの詳細ページへ行きそのロボ単体でデモトレードしてみてください。
おそらく過去1ヶ月では「該当する取引がない」か「利益がほとんどない」結果がですでしょう。
連勝する=利益が積み重なる・損失が少ない という発想になりますが、念の為こういった怪しいロボも表示されることがあるので覚えといてください。
ロボ作成者
クオレアでは誰でもロボを作成できますが、資産運用を任せられるほどの優秀なロボを作れる方は一握りです。
「ユーザーを探す」ページでは『殿堂入り』『作成者ポイント』の項目がありロボを提供している方が表示されます。
作成者ポイントというのは、ロボを作成した時に付与されるポイントで、付与されるポイントは内容(ゲームでいう「クエスト」みたいなもの)でもらえる数量が異なります。
例えば「オススメ度40点台のロボを作成」という内容があり、達成できれば5ポイントが付与されます。
「オススメ度100点のロボを作成」という内容のものなら、達成で500ポイントが付与されます。
見ての通りロボ作成内容が難しいほど付与されるポイントが高くなるので、作成者ポイントが多い方が、作っているロボは知識が詰め込まれている性能が高いロボの確率が高いので、運用を任すロボとして採用しても大丈夫という結論になります。
パラメーター(ロボットバランス)
ロボの詳細ページには5角形のパラメーターグラフが表示されています。
「リターン」
「取引頻度」
「リスク」
「保有数」
「利用者数」
の5つの項目からなるグラフで、自分の理想とする運用方針を基準にグラフを比べて、そのロボが自分に合いそうか合わなそうかを判断してみましょう。
毎日活発に取引して欲しいなら「取引頻度」や「保有数」のグラフが高いロボ。
ゆっくりでも安全に運用したいのなら「リスク」のグラフが小さいロボ。
といった感じで自分のイメージ方針を確認しながらみてみましょう。
ロボ説明(ロボ作成者コメント)
ロボ詳細ページではロボ作成者がロボについて説明書きをしてくれています。(説明を書いていない場合もあります)
ここは作成者の性格が出るところで、詳しく「このロボはどういった時にエントリーし、どれくらいの頻度で取引をします」みたいに丁寧に書いてくれる方もいれば、大まかなロボのポイントを書いただけ、またはノーコメント。
などいろんなパターンがありますが、個人的には長文で読みづらくなってでも詳しくロボの説明を記載してくれている作者さんの方が「信頼できる」という気持ちになり使いたくなります。
逆に成績は優秀だけど説明がないロボはあまり使いたくありません。
※個人の感想です
QUOREAからのコメント
ロボ詳細ページのパラメーター(ロボットバランス)の下部には、クオレアからのコメントが載っています。
「QUOREAからのコメント」は簡潔に
・ロボットのリスク/リターン レベル
・そのロボの取引頻度
・そのロボを稼働させるにあたっての推奨運用資金の提示
この3つの項目でコメントされています。
私はリスク/リターン レベルを軽く確認する程度です。
推奨証拠金はあくまで推奨なので、ここで表示されている金額より多めに余裕を持った金額で運用することが良いでしょう。
仮想取引詳細
ロボ詳細ページにて、ページ下部に移動するとそのロボの仮想取引詳細を見ることができます。
そのロボが、いつエントリーし・いつ決済し・どれくらいの損益率で取引を終えたか。
などが確認できます。
投資初心者だったり、AIロボ運用が初めての方は情報があり過ぎてどのロボを選べば良いか分かりませんよね。
上記のポイントの中でも結構やくに立つポイントを絞って、次で詳しく紹介します。
ロボ選びに重視しているポイントは?
私は上記のポイントを情報として一通り見ていますが、一番ロボ選びで重視しているポイントは「仮想取引詳細」です。
逆に一番採用する点として考えていないポイントは「点数(オススメ度)」になります。
※今回は採用する点として考えていないポイントについての説明は省きます。
ロボ選びで重視している「仮想取引詳細」ですが、なぜ一番重視しているかというと、『そのロボによる運用は効率的か?』という点を見極めれるとこにあります。
これだけだとイメージしにくいと思うので、3つのロボの仮想取引詳細を元に解説していきます。
例1)アポロン【2】
こちらのロボは私が自分のロボポートフォリオに組み込みたいなと検討していたロボです。
「アポロン」という元祖ロボが存在するのですが、成績が良くリターンが大きいことから人気のロボで利用者が多く、人数オーバーで元祖アポロンを稼働させることができませんでした。
そんな時にアポロン作成者さんが、アポロンのロジックを少しだけイジってコピー版としてリリースしたのがこの「アポロン【2】」です。
このロボの仮想取引詳細を見てみると以下のようなことがわかります。
青色枠は「含み益」
赤色枠は「含み損」
黄色枠は「確定売買損益」
になります。
この時は損失が連続して出ている時になります。
■画像の上側の取引では
最大含み益=0.29%
最大含み損=14.56%
この値動きの中で最終決済は-8.79%です。
ポジション最大含み損の約60%で損切りしています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=0.38%
最大含み損=-14.24%
この値動きの中で最終決済は-8.45%です。
ポジション最大含み損の約59%で損切りしています。
次にもう一枚の仮想取引詳細画像をみてみましょう。
■画像の上側の取引では
最大含み益=0.15%
最大含み損=14.79%
この値動きの中で最終決済は-9.04%です。
ポジション最大含み損、約61%で損切りしています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=3.09%
最大含み損=-1.49%
この値動きの中で最終決済は+1.58%です。
ポジション最大含み益、約51%くらいで利確しています。
以上のことから「アポロン【2】」の取引癖は「なるべく損切りをしない・利確も遅い(利確タイミングはロボ説明に記載されています) 」といった感じになります。
相場が上昇傾向のタイミングでの稼働なら大きな利益を狙えるものの、下落場面では損切りが遅いことから大きな損失になる可能性があるロボです。
また利確はロボ説明から「含み益3%以上になった後、1.5%下がったタイミングで発動するので、最大含み益の半分しか利益を得られないとも捉えられます。
例2)嬰
こちらのロボは最近出てきた感じであまり有名ではないかもしれませんが一部ユーザーに注目されているロボです。
嬰の仮想取引詳細をみてみましょう。
■画像の上側の取引では
最大含み益=1.94%
最大含み損=-1.51%
この値動きの中で最終決済は+1.56%です。
ポジション最大含み益、約80%付近で利確しています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=0.88%
最大含み損=-2.6%
この値動きの中で最終決済は-1.86%です。
ポジション最大含み損の約71%で損切りしています。
このことから「嬰」は 『利確タイミングは良く、損切りも含み損が小さい時にしてくれる(ロボ説明に「損切り5%と記載済み」)ロボ』と言えるでしょう。
攻守のバランスが良く安定した資産運用ができそうなイメージです。
例3)512万円・1〜4回同時エントリー・利益率0.736%・勝率53.8%・0.6回/1日・52点・20210209
こちらのロボは作者さんが殿堂入りや作成者ポイントで上位に入る凄腕の方が作ったロボになります。
とても几帳面な方で、ロボ名&説明欄にはロボの成績やロジックについて細かく記載されています。
ロボ名が長いので今回はこのロボの愛称(SNS等で)の「寅さん」と略させてもらいます。
寅さんの仮想取引詳細をみてみると
■画像の上側の取引では
最大含み益=4.37%
最大含み損=-0.62%
この値動きの中で最終決済は+4.31%です。
ポジション最大含み益、約99%付近で利確しています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=4.63%
最大含み損=-0.72%
この値動きの中で最終決済は+4.57%です。
ポジション最大含み益、約99%付近で利確しています。
もうひとつの仮想取引詳細もみていきましょう。
■画像の上側の取引では
最大含み益=3.63%
最大含み損=-0.6%
この値動きの中で最終決済は+3.31%です。
ポジション最大含み益、約91%付近で利確しています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=0.85%
最大含み損=-1.87%
この値動きの中で最終決済は-1.17%です。
ポジション最大含み損、約63%付近で損切りしています。
以上のことから、このロボは「含み益のほぼ最大付近で利確をし、最大含み損のやく半分程度のところで損切りをする」ロボと言えます。
利確タイミングが洗礼されていて、損切りも早く損失を最小限に抑えようとするロジックで、この取引詳細をみた限りでは運用を任せるのに不安になりにくいと感じました。
自作ロボットも分析してみた
トレード知識は全くありませんが、クオレアを利用しているのでせっかくだからと、私もロボを作成しています。
お遊びではなく、意外と真剣に何体か作成し、作成回数を重ねるごとに一つ前のロボで悪かった点などを見直しコツコツバージョンアップしていきました。
今私が公開しているBTCのロボは2体で初代と最終作成版になります。
今回、当記事で分析してみたに使う方は最後に作った最終版の方になります。
『カラクリ冒険者lot.b2(b1より取引少)』
(3月21日時点)
点数 34点
月間損益 +0.53%
連勝数 7連勝中
取引頻度 3日に1回以上
クオレア推奨金 39万円
極めてハイリスク ハイリターンなロボット
次に仮想取引詳細を見てみましょう。
まず利益を出した取り引きから
■画像の上側の取引では
最大含み益=0.79%
最大含み損=-0.36%
この値動きの中で最終決済は+0.70%です。
ポジション最大含み益、約89%付近で利確しています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=8.19%
最大含み損=-3.33%
この値動きの中で最終決済は+7.50%です。
ポジション最大含み益、約92%付近で利確しています。
利確タイミングとしてはかなり良い値を狙っていると言えますね。
次に損失を出した取り引きをみてみましょう。
■画像の上側の取引では
最大含み益=3.31%
最大含み損=-8.24%
この値動きの中で最終決済は-3.14%です。
ポジション最大含み損、約38%付近で損切りしています。
■画像の下側の取引では
最大含み益=6.84%
最大含み損=-5.1%
この値動きの中で最終決済は-0.41%です。
ポジション最大含み損、約8%付近で損切りしています。
損切りタイミングとしたら結構含み損が膨らんでも保有したままで、相場が回復してきた時を狙ってダメージを軽減しています。
以上のことから、私のロボは
「取引頻度は少ないが大きな利益を狙える。相場が急落した時はすぐには損切りをしないタイプだが、回復時を狙ってダメージを軽減しようとする。保有時間が長い傾向があるため大きな含み損を抱える可能性が高い」
といった感じですね。
この記事を書いている3月15日週の1週間は相場が一定の値で上下しロボにはなかなか取引で利益を出しにくい動きでした。
しかし取引の頻度が少ない私のロボは下手にポジションを持たず、取引をしたと思ったら130分で売却をしています。
その時の結果が上記の画像1枚目の上側の取引詳細です。
利益は0.70%と小さいですが、難しい相場でも利益を出しています。
正直、トレード知識がない自分作のロボを信じてロボポートフォリオに組み込むのは怖くてしていませんでしたが、今回のロボ選びポイントの見直しや、分析で自作ロボ使ってみよーかなって思い始めました。
もし気になってくださる方がいましたら、こちらから私のこのロボを見てみてください。
》》『カラクリ冒険者lot.b2(b1より取引少)』のページ
まとめ
クオレアの多くの中からロボを選ぶのは迷って大変。
選ぶポイントも多くあってどれを見れば良いかわからない。
そんな方は、私がロボ選びで重視している「仮想取引詳細」を参考にしてみてはいかがでしょうか?
クオレアのロボは実際に自分の資金を使って稼働させなくても、どんな取引をしているのかが確認できます。
・利益に繋がる取引は多いけど、損失に繋がる取引も多い
・損切りが苦手なロボ
・利確が遅いロボ
など、そのロボの癖が見えてきます。
※今回、例として解説した3体の仮想取引詳細はシンプルに説明するために、過去取引の1部を切り取って紹介しました。
データとしては少なすぎる情報なので「分析」と言えるレベルものではありません。
また、このロボが良くて、このロボはイマイチということでもありませんので誤解のないように。
当記事が少しでも参考になれば幸いです。
また、これから始めようと検討している方は、以下の手順で始められるので
2. 取引口座【GMOコイン】 の開設手続き
だけでもしておくとしたいときにすぐ出来るので、進めておきましょう。