先日、スマホの更新月を迎えたので、UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えを行いました。
契約時に貰ったパンフレットに目を通しているとこんなことが記載されていました。
「楽天モバイルではSIMカードを貸し出す形になっています。解約後は返却をして下さい。」
楽天モバイル契約時にはこのことについて何も説明されなかったので、知らないで規約違反とみなされてしまう方も多いではないのか?
という疑問を持ち、そんな初めて楽天モバイルを使い始める人のためにこの記事を書きました。
この記事では
・楽天モバイルの新しい規約(SIM返却事項)について
・SIMカードの返却先・返却方法
などについて解説します。
楽天モバイルのSIM返却ルール
楽天モバイルは以前から「SIMカードは解約後に返却すること」というルールがありました。
しかし、契約した時期により違う番号が割り振られ「申込種別」によって、返却先が違ってややこしかったみたいです。
それに対し楽天モバイルユーザーが迷うこともあったのでしょう。
改善という形で、2018年4月から新ルールが適応されました。
以下の返却先に統一されたのでご確認ください。
楽天モバイルSIMの返却先住所
【楽天モバイルSIM返却先】
〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟 2F
楽天モバイル SIM返却係
楽天モバイルSIMを返却しないと罰金
では楽天モバイルのSIMカード返却しないとどうなるか?について解説します。
これまで大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)での契約では、解約後に使用していたSIMカードを返却する義務はなく、自分たちで破棄などの管理を行なっていました。
この流れは大手キャリア以外の格安スマホ会社でもほとんど同じシステムです。
しかし楽天モバイルでは、「SIMカードは譲渡」ではなく「貸し出し」という形になっており、解約後には楽天モバイルへ返却しないといけない規約になっています。
じゃあ返却しないとどうなるか?答えは、罰金が発生する可能性があります。
罰金の金額は、更新月以外での解約と同じ金額で約10000円となっています。
なので、大手キャリアの高い利用料から格安スマホに乗り換えて節約を頑張っても、最後の最後で無駄なお金を支払ってしまってはとても勿体無いですよね。
最後に損をしないようにしっかり覚えて起きましょう。
SIMカード 返却期間
楽天モバイルを解約してから、1ヶ月以内と定められています。
解約後は早めに返却しましょう。
楽天モバイルSIMカード 返却方法
次に楽天モバイルを解約した後のSIMカード返却方法を説明します。
【準備するもの】
・解約済みSIMカード
・エアクッション(プチプチ)
・パッキン付きビニール袋
・封筒
SIMカードの梱包の仕方
私は今回、キャンペーン特典を利用するために新規で1契約多めに楽天モバイルを契約したので、その1台分を特典ゲット後にすぐ解約しました。


SIMカードも台紙から取り外さないでいたので、そのまま返却することになってのですが、皆さんは2枚目の画像のSIMカード(チップ)のみを返却する形になります。
気をつけてほしいのは、返却した際SIMカードに傷が入っていたり、破損していた場合返却したにも関わらず規約違反とみなされ、罰金を請求される可能性もあります。
ですので簡易包装ではなく、丁寧に包装することを勧めます。
【①SIMカードを包む】
まず傷や破損がないようにエアクッション(プチプチ)でSIMカードを包みます。
そしてそれをパッキン付きのビニール袋の中に入れます。
・エアクッションは荷物が重なった時の衝撃を和らげる効果
・パッキン付きビニール袋は、防水の効果
があります。
【②封筒に入れる】
上記で紹介した「楽天モバイルSIM返却先」の住所を書いた封筒に①の梱包したSIMカードを入れます。
あとは切手を貼ってポストに投函するか、郵便局の窓口から発送し完了です。
安全に発送する
上の項目の発送方法でも構わないのですが、「返却先が間違っていたり、発送しても全然届かず違反になってしまって罰金を請求された!」というような事故を防ぐために、『追跡』機能がついた発送方法を選んでおくと安心です。
発送したSIMカードを追跡できる発送方法の安いものでいうと
【ゆうパケット】
厚さ1cmまで→250円
厚さ2cmまで→300円
厚さ3cmまで→350円
SIMカードならエアクッションで包んだら1cmか2cmまでで発送できます。
【ネコポス】
角形A4サイズで、2.5cm以内、重さ1kg以内
なら、全国一律上限 378円で発送可能
3000円までの補償付き
【クリックポスト】
長辺34cm、短辺25cm、厚さ3cm、1kgまで
なら、全国一律 164円で発送可能
ただし、Yahoo!ウォレット決済ができて、専用ラベルを自宅で印刷できる方限定
値段で見ると「クリックポスト」が一番安いですが、ヤフーユーザーに限られるので、ヤフーユーザー以外の方は、「ゆうパケット」がおすすめです。
まとめ
記事の概要は
・楽天モバイルは解約するとSIMカードを返却しないといけない
・返却先は新ルールで統一されたので迷わなくてすむ
・SIMカードを返却しないと罰金が発生する
・返却時には発送オプションで「追跡」機能を付けるとトラブルがあっても対処できる
正直に言ってスマホを解約し、SIMを返却しないといけないのはとても面倒臭いですよね。しかも送料はユーザー負担だし。
ですが、返却しないと罰金10000円も支払わないといけないので必ず返却してください。
私も契約したばかりですが、もし解約するとなったら忘れずにSIMカードを返却するようにします。