私がEA運用で一番長く使っているEA「神盾」。
とても耐久力が高くどんなファンダでも指標でも乗り越えてしまうので、稼働して一度も停止していません。
そんな安全性が高い神盾ですが、代わりに収益性は低いのが難点。
今回はローリスクローリターンの神盾の資金やロットを増やさず収益率を上げる可能性が期待できる方法を見つけたので共有したいと思います。
神盾の特徴
まず神盾の特徴についておさらいします。
神盾の概要は以下の記事にて紹介しているので詳しくはこちらを見てください。
今回ポイントとなるのは「2種類のEA」になります。
神盾は『単ポジロジックのEA』『ナンピンマーチンロジックのEA』を以下の通りに設定して稼働を行う仕組みになっています。
①EURUSD(1分足)単ポジEA
②EURUSD(4時間足)ナンピンマーチンEA
③EURJPY(1時間足)ナンピンマーチンEA
④AUDUSD(1時間足)ナンピンマーチンEA
このように4つのチャートを使った戦略になります。
基本的には短期足の単ポジで適度に取引を行いながら長期足のナンピンマーチンでスイングトレードを行い、ゆっくりコツコツ利益を積み重ねていく仕様となっています。
type-N の履歴
今回注目してほしいのは「単ポジEA」になります。
スイングトレード戦略がメインの神盾なので、取引の決済頻度は少ないことから、「暇なEA」と利用者から思われる対策としての短期足単ポジEAなのかもしれませんが、その取引回数のかさ増しの実力を一部紹介します。
画像の赤枠のポジションが単ポジEAの履歴になるのですが、負けていますよね。
単ポジEAなので勝ちか負けがはっきりでるのですが、数か月の勝敗を確認したところ95%以上「負け」という結果でした。
しかも単ポジということでロットも大きめ(初期エントリーロット数の3倍)で入るので負けた時の金額もそこそこの額になります。
ストップロスは機能しているようで、自動損切はしてくれるもののエントリーして数分で損切という取引が多く「すぐ損切するならエントリーするなよ!」という場面が多々ありました。
あと数分握ってたらプラスに転じたのにということばかりで、精度がかなり低いロジックということは身をもって確認済です。
収益率UPの対策
上記のような無駄な損失が繰り返され、神盾のリターン率を考えると「2歩進んで1歩戻る」状態だったため、何か対策しないと利益は伸びないなと思いました。
そこで『成績の悪い単ポジEAを排除した運用は可能か?』を提供者の方に確認したところ「ナンピンマーチンEAのみで神盾を稼働しても問題ない」という返答をもらえたので、今後はEURUSD・EURJPY・AUDUSDの3チャートのナンピンマーチンEAのみで神盾を稼働していくことにしました。
これでコツコツ貯めていった利益が削られることがなくなるので、実質リターン率の向上に繋がることが期待できます。
まとめ
今回は私が一番長く運用している超安全EA「神盾」のリターンを少しだけ改善できるかもしれないという方法を紹介しました。
神盾の他の攻略法だったり、他EAの攻略法だったり、日々試行錯誤しながら見つけた有力情報を今後も「EA攻略本」と題してどんどん共有していきますので、当ブログおよびXのフォローをよろしくお願いします。
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