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2児のパパで今年30歳の冒険者(サラリーマン)が日々の生活を通して勇者(自由を手に入れた者)を目指すサクセスブログです。

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【EA攻略本】神盾の含み損が増えた時の対処方法 #SaveFile2

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ローリスクローリターンそしてスイングトレード形式のEA「神盾」。

 

私はその完全放置できて安心感が強いのと、長期感を意識したチリツモ運用がとても気に入っており、一番長く続いているEAです。

 

EAトレーダーにとってはその利率の低さから目にも止まらないEAかもしれませんが、最近チラホラと相談メッセージが届いたり、Xでの投稿に反応してくれるユーザーさんも増えたため、今回も神盾の攻略本を書こうと思います。

 

今回はナンピンマーチンEAのポジションが増え、含み損が膨らんでしまった時を想定した「神盾ならこうする!」という1つの運用法を紹介したいと思います。

 

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神盾の稼働で知っておきたい特徴

神盾を使っていくにあたりまず知っておきたい特徴があります。

 

①ナンピン幅

②マーチン倍率

③通貨ペアの動き

 

上記の3つの特徴は必ず特徴を把握しておきましょう。

 

①ナンピン幅

まず神盾はエントリー判断ロジックは存在するものの初期エントリーされればその後は35pips間隔でナンピンを行っていく「同間隔ナンピン型」です。

 

急変動回避機能やスキップ機能、指標時停止機能といった便利機能は備わっていないので、ほぼ確実に35pipsごとにエントリーされます。

 

ですので短時間で大きく動く相場状況でも遠慮なしにポジションをとるということは頭に入れておいてください。

 

逆に次にエントリーする位置が明確なので、管理のしやすさで考えるととても扱いやすいEAとも言えます。

 

②マーチン倍率

神盾のマーチン倍率は『1.3倍』となっています。

 

他にEAを使ったことのある方はわかると思いますが、倍率は低いです。

 

一般的に多いのが「1.5倍」で少し高い時は「1.8倍」というのがポピュラーです。

 

マーチン倍率を低く設計していることで、ポジションが増えた時も維持率の悪化が穏やかなので耐久力が高くなるという結果なのですが、もちろんデメリットもあります。

 

『反転利確までが遠い』

 

ポジションが増えロットが増えたといってもマーチン倍率1.3倍だとなかなか含み益も増えていかないのでかなりのpipsを戻さないとトータル損益もプラスに転じません。

 

場合によっては1か月くらい同じポジションを持ち続けることもあります。

 

EAというと短期間で利益を出すというイメージが強く、実際もほとんどのEAが短期型なので、神盾のようなEAはなかなか好まれないでしょう。

 

③通貨ペアの動き

神盾では3つの通貨ペア

「AUDUSD」「EURUSD」「EURJPY」を同時運用で稼働します。

 

ドルストレートのAUDUSD・EURUSDは結構同じような動きをし、クロス円のEURJPYは真逆とまでは言えませんが先の2つペアとは異なった動きをします。

 

またEURJPYは結構動きが速いので、この3ペアの中では一番エントリー&決済数が多く、1番の稼ぎ頭となる通貨ペアです。

 

逆にAUDUSDは動きが遅く一方的にジワジワ進んでいくので、ポジションも積みやすい通貨ペアになっています。

EURUSDは世界的にも人気の通貨ペアなのでバランスよく上下に動いてくれて地道に稼いでくれる感じですね。

 

このように3つの通貨ペアが均等に利益を出すわけではなく

・EURJPYのトレンドフォローエントリーで細かい利益たくさん

・EURUSDでほどよくポジションを積みほどよい利益

・AUDUSDでたくさんポジション積んで一気に利益

 

のような感じで神盾は稼いでいきます。

 

 

ナンピン時のロットの増え方

私の神盾はスタンダード口座で0.01ロット設定で運用しています。(50万円スタート)

 

この場合のナンピンする度のロットの増え方は以下のようになります。

 

① 0.01

② 0.01

③ 0.01

④ 0.02

⑤ 0.02

⑥ 0.03

⑦ 0.04

⑧ 0.06

⑨ 0.08

⑩ 0.10

⑪ 0.13

⑫ 0.17

⑬ 0.23

⑭ 0.30

 

こんな感じで増え方がとても穏やかだとわかりますね。

 

私は最大14段までナンピンしたことがありますがその時の含み損は-25万円いかないくらいで、推奨の口座残高でもドローダウン50%超えない程ととても耐久力があることを体験しました。

 

含み損が増えた時の対処法

では本題に入りますが、ポジションが増え含み損が増えていった場合の対処法についてお話します。

 

その前に、上記で紹介したように14ポジション持つということは神盾の場合、約500pipsの逆行が起こったことになります。

 

GOLDの場合は全然普通のことですが、為替通貨ペアでそこまで大きく動いたらトレンドが終わり戻る確率はかなり高いです。

 

ですので何もせずEAに任せて放置でも全然問題ありません。

 

しかし中には「毎日大きな含み損を見るのがストレス」「運悪く積んでいるポジション方向はマイナススワップで保有しているだけで資産が減っていく」

 

こういった場合もあるでしょう。

そういった場合は以下のように運用します。

 

「最終ポジションで中間のポジションを相殺決済」

 

詳しく例をあげると

①現在14ポジションまで増えた

②相場が少し戻って、一番最近保有したポジション(14段目)の含み益が大きくなってきた

③14段目の含み益が9段目の含み損の額より大きくなった

④14段目と9段目だけを決済

⑤少しだけ利益確定+証拠金維持率回復

 

といった感じでポジションを減らします。

更に↓

⑥また相場が逆行し上記で決済した14段目のところで再エントリーが入った

⑦相場が少し戻って新しい14段目レートポジションの含み益が増えている

⑧8段目の含み損より14段目レートポジションの含み益が多くなった

⑨14段目レートポジションと8段目ポジションのみ相殺決済

⑩少し利益+証拠金維持率回復

 

最初14ポジションあったのが11ポジションになり、維持率も本来の11ポジション持つ維持率より軽減されることになります。

 

こんな感じで最終ポジションの反発タイミングでポジション軽減を行えます。

大きめに反発しないと利確できない神盾の特徴を把握したうえでユーザー側がサポートを加えるということですね。

 

またこの運用方法には注意点がいくつかありますので、今から解説します。

 

冒険者流対処法の注意点

上記の方法はミスをすると、残りのポジションの利確までの時間がかかってしまうので注意が必要です。

 

①ポジションは12段以上積んでから

この方法をスムーズに行うにはちょっとした戻しで大きく含み損を増やせるタイミングがベストだと思います。

 

ロットが少ないうちは動く金額も少ないのでなかなか相殺金額までは届かないと思います。

耐久力もありますし、そもそもナンピンをある程度積まないと利益も増えませんので、12段以上ポジションを積んだ時にこの対処法を使うか判断してください。

 

②相殺する段数は8段目以降

最終ポジションで相殺する中間ポジションは8段以上のポジションがおすすめです。

 

というのも1~7段まではポジションのロットが低いため維持率の回復率が悪くなります。

 

最終ポジション1つで1~4段をまとめて相殺できるとも考える方がいると思いますが、効率が悪いです。

保有ポジション数は一気に減って得した感はありますが、ロットが低い分その後逆行しても中間ポジションより含み損額の増大は少ないです。

つまり最初の方のポジションは無視しておいた方がいいです。

 

③最終ポジション3つは残しておく

新しいポジションが少し含み益になったからといって、次々上記の対処法で相殺決済しているとなかなかすべてのポジションを解消できません。

 

また利益にもならないためEAを稼働させている意味もなくなってしまいます。

 

大きく戻さないと利確できない神盾はなるべく大きめのロットポジションを持っておく必要があります。

 

ですので、14ポジション持った段階でこの対処法を実行するなら、14ポジション目で中間ポジションの7~9段目もしくは8~10段目のポジションを相殺し、11・12・13ポジションは今後相場が戻っていったときに全ポジションが利確できるように持っておくべきです。

(13・14ポジションで中間相殺する場合は7~9段目を相殺し10・11・12ポジションは保有)

 

【実際に対処法を行った時の画像】


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次に再エントリーされるポジションのロットについての解説です。

 

相殺決済後のエントリーロット

実は14ポジション目で9ポジション目を相殺した場合、次回の14ポジションレートで再エントリーされるロットは変わります。

 

本来なら14ポジション目のロットは「0.30」ですが、相殺を行うことで、保有ポジションは14→12になりますよね。

 

なのでロジック内では次にエントリーされるポジションは13番目と判断され『0.23』のロットになります。

 

最初は「一度手動決済したら再エントリーはするのか?」「ロットは前ポジションに倍率を加算しているのか?」など不透明なことがあり不安もありましたが、いろいろ試してみてよかったです。

 

まとめ

今回紹介した対処法はあくまで私の運用例であって、推奨している方法ではありません。

 

利益を重視するならEAにすべて任せた運用法の方がいいと思います。

 

しかし、含み損やマイナススワップなどのストレスを持ち続けたくない私みたいな方はやってみてもいいと思います。

 

また、ダラダラポジションをもっているとトレード回数も減ってしまうので利益率が下がってしまうというのは断言できます。

 

なるべく早く捕まっているポジションを解消するのもローリターンの神盾の利回りUPの対策なので悪くない対処法だとは思います。

 

特に強く感じたのは、相場が戻ってきて最終ポジションの含み損が結構な額まで増えたのに数日後±0まで戻ってしまったというパターン。

 

これ結構多い体験だったので、「それだったらちゃっちゃと含み益出ている時にポジション整理してまた戻ってポジション持てば良くない?」と思いました。

 

少し手間かもしれませんが、最終的には利回りが上がると私は考えているので今後もこの方法は続けていこうと思います。

 

今後この記事で神盾ユーザーが増えるかはわかりませんが、一人でも役に立つ記事になれば幸いです。

 

 

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