運用期間
2018年10月01日~2019年01月04日の(約3か月)データです。
米国株の銘柄「ナスダック100トリプル スリーカード」に投資し、自動売買で資産運用をしています。
投資開始した直後から株価が暴落し、年末には更に株価は下がる地獄となりました。
貯金0、余裕資産がほとんどないサラリーマンが資産運用を開始し、どのように変化していっているのかを継続して報告して行きます。
トライオートETFとは?
インヴァスト証券が取り扱っている商品です。
トライオートETFは株での資産運用方法で外国株も取り扱っています。
特徴としては、
・少額からでも始めることが出来る
・自動売買機能で資産運用出来るので、忙しいサラリーマンでも勝手に売買作業を行われる
・初心者にも分かりやす見た目のページなので操作、確認しやすい
・どれくらいの金額を入金していればいいか「推奨証拠金」が表示されるので、初めで迷わない
など、とても使いやすい商品です。
3ヶ月運用した経過報告
2018年10月01日~2019年01月04日の実績は
-37653円でした。
私は初期投資5万円で運用開始しました。
投資した銘柄は「ナスダック100トリプル_スリーカード」です。
「ナスダック100」はナスダックに上場する金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数のことです。
また、ナスダックにもいろんな種類がありますが私が投資に選んだ「トリプル スリーカード」は通常のナスダックに比べ3倍の値動きをする銘柄になります。
その分ハイリスクにもなりますがリターンも大きく、人気商品でここ近年成績もとてもいい銘柄です。
上の画像は開始時から約3ヶ月の値動きチャートです。
前月ではそろそろストップ値かな?と思っていたのですが、更に株価は下がりどこまで下がるのか全く想像出来なくなってきました。
ロスカットまでカウントダウン
トライオートETFを扱っているインヴァスト証券からメールが来ました。
内容は「必要証拠金の残高がやばいよ!」というメールでした。
私はこのメールを受け取るのが初めてだったので、早とちりして「ロスカットされたぁー」と勘違いして、Twitterでもゲームオーバー宣言しちゃいました。
翌日ロスカットについて調べていたところ、ギリギリロスカットされずに耐えていることに気付きました。
しかし、ロスカットが目と鼻の先に待ち構えていることは事実で、首の皮一枚の状況でした。
インヴァスト証券からのメールは
「プレアラーム」と
「アラーム」という
お知らせ機能のメールでした。
「プレアラーム」と「アラーム」は必要証拠金の維持率に対し機能するお知らせメールで、このメール機能が発動する基準は以下の画像の様に設定されています。
そして、アラーム後も株価が下がり続けたら、ロスカットが発動する仕組みです。
ロスカットが発動される基準維持率は以下の様になっています。
私の場合、プレアラームのメールが届き、すぐに続いてアラームメールの警告が届きました。
トライオートの管理画面を開くと必要証拠金の維持率が103%、発注可能額が130円まで低下していました。
正直、今にでもロスカットされてもおかしくない。ロスカットされるのが決まったと覚悟を決めていました。
このアラームメールが届いて小刻みに上がったり下がったりをギリギリのところで繰り返し5日間が経過しました。
運がいいのか、ロスカットされることなく耐え切り現在は少し回復した状態です。
初めての自動売買ということで、「損切り」はせず、ロスカットを体験してみたいという謎の好奇心から決算して少しでも多く資産を回収するという選択を捨てていました。
投資をするなら損切り値を最初に決めよう
今回の死闘で改めて思ったのが、リスク管理の大切さです。
他の投資家を参考にするにしろ、自分で考えて投資方法を実行するにしろ、まずは開始する前にリスクの事を考えないと、何度も失敗して資産を増やすことが出来ません。
今回私は、某投資家さんの運用アドバイス通り推定証拠金より多めに入金していたので、首の皮一枚繋がっていますが、自分で何も考えず初めていたらロスカットしていたでしょう。
そこで私の損切り基準を考えてみました。
結果「投資額の30%損失が出たら損切りをする」に決めました。
今後、キャピタルゲイン投資を行う際、この基準にのっとって感情に流されない立ち振る舞いを実施していこうと思います。
まとめ
投資は貯金をするより資産を有効活用できる運用方法のひとつです。
しかし、貯金と違ってリスクが存在します。
株やFXには数年・十数年の感覚で暴落が発生します。
順調にコツコツ増やした資産が、一気に減るのはかなりダメージを受けますね。
なので、リスク分散でいろんな方向で投資していく必要があります。
米国株が暴落し、FXに投資しておけば〜って思ってもつい先日FXの大暴落が起こり、多くの投資家がロスカットになった地獄絵図がTwitterに流れていました。
じゃあどうやって資産運用すれば明るい未来が開けるのでしょう?
そう考えた時、やはりリスクを第一に考え開始時に準備しておく資産は余裕を持っておく重要性が分かりました。
ロスカットされれば問答無用で資産を奪われてしまいます。
そうならないために、過去に起こった大暴落「リーマンショック」級の暴落にも耐える余裕を準備しておくべきですね!
「早く資産を増やしたいから投資に手を出す」ではなく、「しっかり準備して投資を行う」という考えに切り替えて、焦らず勝利を掴みにいきたいと思います。