我が家では2017年から格安スマホの『UQモバイル』を使っています。
キャリアスマホから格安スマホに乗り換えて約2年が経ちますが、驚異の節約源となっております。
2年間で節約できた金額はなんと40万円以上!!
使ってみた感想や評価などを交え、実体験の格安スマホのお話をしたいと思います。
- 格安スマホ(SIM)に乗り換えたきっかけ
- 大手キャリアと格安SIMの違い
- 格安スマホ会社の種類・特徴・キャンペーン
- どのブランドのスマホを選ぶか
- UQモバイルの使い心地
- オススメの乗り換え方法
- 料金プランと実際の請求金額
- UQモバイル管理アプリ
- スマホ代で節約できた金額
- キャンペーン利用で一気にお得になる
- まとめ
格安スマホ(SIM)に乗り換えたきっかけ
欲しいものがあったり、貯金がしたくて毎月の支出をどうにか減らそうと色々ネットで調べていました。
支出を減らす(節約する)のに効果的なのは、毎月固定で支払う「固定支出」の金額を減らすことです。
固定支出とは「家賃」・「水道代」・「光熱費」・「車などのローン」・「月額利用物」・「スマホ代」などがあります。
家賃やローンなどは毎月の支払額を下げるのは難しく、水道代や光熱費は節約できても微々たるものなので大きな影響になりません。
そこで残ったスマホについて調べることにしました。
当時はすでに格安スマホも多く種類がでていて一般の使用者も少しずつ増えて世間に定着し始めていました。
テレビCMでもよく流れる様になり、格安スマホの存在は濃くなっていましたが、私の周りでは使用している人はいなかったので自分で調べることにしました。
大手キャリアと格安SIMの違い
衝撃を受けたのが大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と格安スマホの利用料金の差の真実です。
今迄、携帯電話やスマホを利用してきて毎月支払う金額は、「これが普通」と深く考えていませんでした。
今回格安スマホに乗り換えようと調べて、支払料金のことも深く調べた結果驚きの真実を知ったのでお伝えしたいと思います。
その前に格安スマホを知るうえで必ず出てくる「MVNO」という言葉の意味を説明します。
MVNOとは?
「MVNO」とは「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字を取った言葉で、日本語に訳すと「仮想移動通信業者」という意味です。
日本語でもよくわからないと思うので簡単に言うと、大手キャリアは「移動通信業者」で全国どこでもネットワークが繋がるように各エリアの基地局のネットワークの一部を利用しています。
こういった仕組みを作るには膨大な費用が掛かっています。
「MVNO」はその出来上がっているネットワークの一部を借りて通信を行う業者のことで、格安スマホ会社のことを表します。
大手キャリアの料金が高い理由
大手キャリアの料金が高いのは、サービス内容やブランド力と思っていましたが、こういったネットワークシステムを構築するためにかかったコストを取り返すために、いろいろサービスやオプションを付け料金の底上げをしているということです。
以前はキャリアしか提供できなかったモバイル通信サービスですが、MVNOが認められたことにより、流通業界など異業種からも会社が参入してきているんです。格安スマホはその1例です。
すでに仕組み化されているののを借りるので大きな元手はかからず、安い料金で提供できるということです。
通信施設の他にも大手キャリアは、「端末」、「各種サービスの開発」、「全国にショップ」など膨大なコストをかけてきました。
MVNOはデータ通信の容量を小分けにして販売しているため、ユーザ数に応じて必要なぶんだけネットワークを借りて小回りの効く経営ができ料金を安く設定することが可能です。
ネットワークの繋がりやすさや対応エリアは、キャリアのネット回線を借りているので同じ様に使えます。
格安スマホ会社の種類・特徴・キャンペーン
今や格安スマホを販売している会社は20社以上になります。
その中で私なりに絞ったオススメの格安スマホを紹介します。
楽天モバイルの特徴やキャンペーン
・現在使っているiPhoneがそのまま格安スマホになる
・楽天会員ならずっと利用料金が割引される
・スーパーホーダイの6つの特典
1)1回線目から1480円
2)データ使い放題(1Mbps)
3)電話かけ放題(10分)※他社は5分
4)通信量のオン・オフを切り替えて節約できる
5)余った高速通信容量は翌月に持ち越せれる
6)契約解除料金が無く期間に束縛されない
・2回線目から「月額基本料金3か月0円」+「5000円還元」
・楽天モバイルなら楽天市場の買い物がポイント2倍
・楽天モバイルを友達に紹介すると
紹介した人→3000円 プレゼント
紹介された人→1500円 プレゼント
mineo(マイネオ)の特徴やキャンペーン
・今使っている端末をそのまま使える
・月額基本料金3か月間500円割引キャンペーン(申し込み期限2019.5.8まで)
・(データ通信+音声データ)プランで一番安い金額は月額810円で利用できる
※500円割引キャンペーン利用
・顧客満足度で多くの賞を受賞している
BIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)の特徴やキャンペーン
・ドコモかauの回線を選べる(端末も同じ)
・6か月間「音声通話」と「3GB」使えるのに月額利用料金400円
→さらに初期費用0円
→さらに他社から乗り換えで5000Gポイントプレゼント
→さらにエンタメフリー・オプションが最大3か月間無料
LINEモバイルの特徴やキャンペーン
・今なら3か月間、月額利用料金が300円
・LINEポイントでスマホ利用料金を払える
・ウェブで申し込むとキャンペーンコードを利用でき、5000LINEポイントプレゼント
・LINEモバイルを家族や友人に紹介すると3500ポイントもらえる
・紹介された人は、新規契約時にかかる費用が0円になる
・ドコモ回線からソフトバンク回線に変更すると2500ポイントキャッシュバック
・現在使っているiPhoneをそのまま使える
UQモバイルの特徴やキャンペーン
・学生とその家族は最大3か月基本料金0円
・新中高生なら最大5ヶ月基本料金0円
・「不適切なWebサイト」「家族の居場所」「SNSでのいじめ発生リスク防止」など、お子さんを守るオプションがある
・iPhone7端末も販売している
・もちろん現在使っているiPhoneをそのまま使える(iPhone7以降の新機種も可能)
・当ブログのリンク(下のリンクボタン)からUQモバイルを契約すると限定特典として、最大13000円キャッシュバックキャンペーン実施中
※他のサイトからUQモバイルページへ行き契約してもキャッシュバックは受けれないので注意してください
どのブランドのスマホを選ぶか
色んな格安スマホがあり、会社ごとにキャンペーン内容も違います。
上記で紹介した格安スマホは人気があり信頼も高い会社のものばかりですが、私が選ぶ基準としたのは、『通信速度』です。
格安スマホは、キャリアからネットワーク回線の一部を借りているので通信速度が遅いという話は聞いたことがあるでしょうか?
私は普段スマホでSNSやゲーム、動画視聴などをよくします。
つまり通信を行うので通信速度が遅いと不便になり自分には向いてないことになります。
なので、いろんなサイトからデータ収集して大丈夫か調べました。
ちなみに各スマホ会社の公式サイトデータは、調査内のデータには入れませんでした。
理由は、自分の会社の格安スマホデータを悪く書くところはいないからです。当たり前ですが自社の商品を他社の商品より劣っているなんて書く会社はいないですよね。
ですので、実際にいろんな格安スマホを使った方のサイトや、独自で調査している業者に関係ないフラットな立場のサイトから私なりに情報を集めました。
結論から言うと、「UQモバイル」と「LINEモバイル」の通信速度はキャリアに引けを取らない通信速度で多くのサイトでもトップの成績でした。
この2つの会社に絞り、次にキャンペーンやプランなどで比べ、私に合っているのはUQモバイルでしたのでこっちにすることにしました。
UQモバイルの使い心地
UQモバイルを使い始めて約2年が来ようとしています。
感想としては、キャリアの時となんら変わることのない今迄通りのスマホライフを送っています。
速度も調査して得たデータ通り遅くなることはなく、逆に今までより安定して快適なネットワークを使えている感覚です。
しかし支払料金は劇的に変わり毎月の支出は大幅に減りました。詳しくは後で紹介します。
UQモバイルはSNS利用の通信料はカウントゼロシステムです。
どういったシステムかというと、LINEやツイッター、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを利用する際は、通信料がかからないということです。
私は友人や家族とのやり取りはLINEでしますし、ツイッターもよく利用します。逆に他の通信を使うものはほとんど使わないのでまさに自分にピッタリなシステムだと思い決め手になりました。
あ、あと1つ変わったことは「@ezweb.co.jp」などのキャリアメールが使えなくなりました。
UQモバイルは他の格安スマホと違い有料オプションで「UQモバイル」独自のキャリアメールを使うことはできますが、メールでのやり取りは普段しませんし、「Gメール」や「outlook」などのフリーメールは使えるので、支障はありませんでした。
オススメの乗り換え方法
実は後悔していることもあります。当時私は乗り換えるスマホ会社は調べたのですが、自分だけで乗り換える方法と、ネットでしか受けれないキャンペーンの存在を知りませんでした。
実際に私が乗り換えた日の行動
「UQモバイルを取り扱っている家電量販店へ行く」
↓
「説明を聞くために自分の順番まで待つ」
↓
「説明を聞きMNP予約番号が必要と言われる」
↓
「使っているキャリアの支店へ行き解約手続きとMNP予約番号をもらう」
↓
「再び家電量販店へ行く」
↓
「再び自分の順番まで待つ」
↓
「プランや契約内容を確認して契約する」
↓
「回線切替手続きをして使えるようにする」
と、ざっと書いてこんな感じでした。仕事が休みの日でしたが一日がほとんど潰れた形になりました。
※MNP予約番号とは、電話番号をそのまま次の契約スマホで使える様にするための番号です。
これも今まで「携帯・スマホの契約関係はキャリア支店で行うのが普通」とうい古い考えのままだったことが招いた悲劇です。
格安スマホはネットで契約する方が得
今やネットや電話でMNP予約番号もとれるし、解約契約もできます。
そして、格安スマホの一部にはWEBでしか受けれないキャンペーンも存在し私は損をしまくりました。
UQモバイルに限らず、各格安スマホのホームページにはWEBでの申込方法が丁寧に載っており一人でできる様になっています。また、分からないときもサービスセンターの方に電話でナビゲートしてもらえるシステムもあるので安心です。
格安スマホに乗り換えるなら今までの考えを切り替えて、これから主流になるであろうネットでの作業をオススメします!店舗でするとどうしても事務手数料が発生してしまいますしね。
それと、キャリアと契約していると2年契約とかになっていて、更新月以外で解約すると違約金(約10000円)が発生します。
でも、今後のことをよく考えてみてください。
高い利用料金を解約月まで払い続けるのと、違約金を払ってすぐに格安スマホに乗り換えた場合、断然後者の方が安くつくんです。
キャリアを使っての1年間の支払金額と格安スマホを使っての1年間の支払金額の差を計算した結果を後で述べる「スマホ代で節約できた金額」項目で説明紹介しているので見てください。衝撃的な金額の差が結果としてでています。
キャンペーンでキャッシュバックなどでも違約金を取り戻せるので、「違約金がかかるから更新月まで待とう」なんて目先のことしか考えていないと損しますよ。
料金プランと実際の請求金額
プランは、「プランS」・「プランM」・「プランL」と3種類あり、さらに「ぴったりプラン」・「おしゃべりプラン」のどちらかかを選びます。
私は、「プランM」で「ぴったりプラン」で1年使って、データ容量が全然減らないので、「プランS」に変更して更に安く使えています。
UQモバイルはデータ容量1.5倍キャンペーン中で2年間本来のデータ容量の1.5倍の容量が使えます。
目安としては、1日中ネットで動画とか観てるとかじゃなかったらプランMで十分足りると思います。
Wi-Fi環境での使用なら通信料はかからないので、家や職場にWI-FIが設定されているなら好きなだけ容量を気にせず使うことができます。
UQモバイル管理アプリ
また、UQモバイルには、ポータルアプリがありこのアプリを使うことで現在の消費データ容量を確認したり「ターボモード」「低速モード」の切り替えを行ったり、容量を追加したり、プラン変更などができます。
アプリ内はこんな感じでパッと見て分かりやすいデザインです。
アプリでいつでも確認・変更できるので、すごい便利です。
スマホ代で節約できた金額
請求金額なんですが、途中から上がったりは一切せず、ずーと安いままでした。
格安スマホにする前はauで契約していましたが、毎月13000円の請求金額でした。
それが毎月3000円になったので、13000円-3000円=10000円お得!(最初の1年間)
そして2年目ではプランをさげて毎月2000円になったので、13000-2000円=11000円お得!(2年目)
1年目→10000円×12か月=年間120000円
2年目→11000円×12か月=年間132000円
合計:252000円浮いた(節約できた)計算になります。
さらに、妻も同時期でUQモバイルに乗り換えました。
妻はキャリアスマホ時代月額料金が10000円でした。
UQモバイルに乗り換え「おしゃべりプラン」の「プランS」で契約し、月々2000円になりました。
最初の1年間は『家族割キャンペーン』で月々500円割引になっていました。
10000円-1500円=8500円お得!(最初の1年間)
10000円-2000円=8000円お得!(最初の2年間)
よって、
1年目→8500円×12か月=年間102000円
2年目→8000円×12か月=年間96000円
合計:198000円浮いた(節約できた)計算になり
夫婦で合計『450000円』の節約に成功した結果となりました。
数字でみるとかなりの差を実感できますね。
キャンペーン利用で一気にお得になる
先程も少しお話しましたが、私の後悔の一つ「キャンペーン」です。
今キャンペーンをいくつか実施しています。
その中でも一番大きいキャンペーンがこちら
このキャンペーンはUQを取り扱っている家電量販店や店舗では扱っていないキャンペーンで、WEBでの申込みのみ対応しているものです。
しかも他のUQモバイルのホームページ(公式含む)でも対応しておらず当記事ページからでないとキャンペーン効果が受けれないので損しないように気を付けてください。
この大きなキャンペーンは正規販売代理店の「Link Life」という会社が行っています。
他にも、学生さんなら5ヶ月・家族なら3ヶ月間基本料金無料ですし、家族で一緒に乗り換えるなら2人目以降500円の割引があります。
WEB申込なら送料・SIM代金・代引手数料などの初期費用が無料になってかかるお金が本当に少ないです。
キャッシュバックキャンペーンを利用したら最大で13000円もらえるのでそこから月々の支払いをしたら数か月間スマホにお金がかからないことになります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
長い記事でしたので、シンプルにまとめてみると
★月々の支出を減らすのに一番簡単で効果的なのは、固定支出の電話料金を見直す
★大手キャリアは初期投資や店舗拡大で大きなコストを使っているのでそれを回収するために基本料金が高い
★格安スマホは出来上がっているシステムを借りる形をとっているので、コストの削減ができ、安い料金プランで提供できる
★格安スマホを販売している会社は20社以上あり、特徴やキャンペーン内容が異なる
★会社により通信速度も異なる
★キャリアメールが使えなくなる
★乗り換える場合、店舗でもできるがWEBでする方が断然お得!
★プランも充実していてキャリアより格安スマホの方が自分にあったプランが見つけやすい
★UQモバイルは通信速度がダントツで早く・安定している
・利用料金が安い
・SIMのみ購入もでき、今使っているスマホ本体をそのまま格安スマホにできる
・スマホも種類が豊富で好みのものを選べる
・キャリアみたいな契約期間が無い会社もある
・ネットで購入・契約できるので自宅でできる
・キャンペーンが豊富でお得に乗り換えれる
・会社によっては時間帯で通信速度が遅くなる場合がある
・キャリアメールが使えなくなる
・販売店、提携販売店がまだ少ないので実際に見たい場合地域によっては制限される。
デメリットもありますが、通信速度はUQモバイルはどの時間帯でも変わらず早いので、デメリットになりませんしメールが使えなくても最近はLINEアプリなどでやり取りするのが主流になっているので影響は受けません。またGメールやoutlookのようなフリーメールは誰でも取得することが出来るので実質はメールを使うことができます。
取り扱っている店舗はまだ少ないので地域によっては気になる格安スマホを実際に見れない場合がありますが、ネットではたくさんの情報記事が存在しますので分からないことや不安に思うことの答えは必ず見つかります。
よって、上記で述べたデメリットもほぼ無いに等しいレベルです。
キャリアにこだわりが無いのなら「格安スマホに乗り換える」1択だと宣言します。
また乗り換えるにしてもキャンペーンを最大限に活用するならWEB申込で本体+SIM同時購入が一番お得です。
今迄キャリアと契約していた時も2年契約で2年ごとに本体を変えていたという方も多いと思います。
それと一緒で格安スマホも新しく本体を購入して契約するのが1番お得を受けれるポイントです。
もちろん電話番号もMNP予約番号をもらうことで変わらず今迄通りの番号を引き継げますので安心です。
経験からの注意点としては、キャリア側は解約になると不親切になるイメージです。
キャリア使用時代に貯めたポイントなどが残っていても向こうからはどのように処理するか聞いてこない場合がありせっかく貯めたポイントがパーになる可能性があります。
私は数千ポイント貯まっていましたが、解約後に気づき、解約した店舗に問い合わせしましたが解約をすでにしているので当然利用できませんでした。
ポイントは充電機やスマホアクセサリーと交換できますし、少なくて交換できなくてもスマホ利用料金の一部をポイントで支払うことができるので、全部使い切りましょう。
最後の最後でキャリア側の嫌な部分を見てしまったので残念です。乗り換えてよかったと心から思います。