皆さん洗濯機の掃除はしていますか?
洗濯機って毎日使う割にお手入れをする機会が少ないですよね。
それはこういった悩みがあるからです。
・掃除の仕方が分からない
・どの洗剤(薬品)を使えば良いか分からない
・掃除する時間がない
・パッと見綺麗だからいいや(面倒臭い)
このような悩みが洗濯機を掃除しない理由で挙げられますね。
しかし!洗濯機は日常で毎日のように使うので、あなたが想像しているよりもかなり汚れています。
この記事では
・洗濯機の掃除の仕方
・掃除時に使うアイテム
を実際にやってみた体験談を交えながら紹介します。
洗濯機の掃除をあまりしてこなかったという方は、ぜひ参考にして下さい。
洗濯機を掃除しないとどうなるか
洗濯機には洗濯槽があり、衣類などの洗濯物はその中で洗うことになります。
洗濯槽には穴があいていて、この穴は水流に変化を与えたり、排水などの役割があります。
洗濯槽に穴があいているということは、洗濯槽の外、つまり裏側にも水が入るということです。
水分はカビの原因を作ったり、ホコリを吸着してしまうので、完全に乾かないと洗濯物に臭い(悪臭)がついてしまうので、洗濯してもサッパリしない出来上がりになってしまいます。
今回、我が家の洗濯機を掃除しようと思ったキッカケは、少し臭いが気になったからです。
小さい子供がいるので、毎日着る服が不衛生なのは避けたい!
そう思い洗濯機の掃除をすることにしました。
洗濯機の掃除に使うオキシクリーンとは?
今回使用した洗剤はオキシクリーンという洗剤です。
日本製と外国製の製品が存在します。
違い(特徴)としては
外国製に比べ汚れを落とす力は低いが体に悪影響な成分は使われていない
汚れを落とす力は強いが、界面活性剤の量が多い
これまで何回かいろんな洗剤を使って洗濯機の掃除をしてきましたが、イマイチ想像していたように汚れが取れませんでした。
今回も新しい洗剤(オキシクリーン)で試したところ、他の洗剤よりも圧倒的に汚れが取れたので、当記事にて紹介しようと思い書いています。
オキシクリーンは掃除のスペシャリスト洗剤です。
今回は洗濯機の掃除用として使用しましたが、他にも用途は色々あり以下の掃除でも使うことができるので簡単に紹介します。
オキシクリーンを洗濯の洗剤として使う
普段使っている洗剤+オキシクリーン(キャップ1杯)
でより強力に洗浄出来ます。
この場合漂白剤は一緒に入れないようにして下さい。
オキシクリーンをシミ抜きで使う
衣類やカーペットなどに着いてしまったシミを取りたい場合は
お湯(0.5リットル)にオキシクリーン(キャップ1/8)を溶かし、シミの部分に直接つけてください。
5~10分放置し、その後柔らかい布などで拭き取って十分乾かして下さい。
オキシクリーンを浸け置き洗いで使う
4リットルのお湯に対してオキシクリーンをキャップ1杯入れて溶かします。
その液に約10分程度浸け置きし、その後水でしっかり洗い流します。
汚れに応じてオキシクリーンの量を増やしたりして下さい。
オキシクリーンをタイルの目地の掃除に使う
洗濯物以外の掃除でもオキシクリーンは使えます。
セラミックタイルや目地などの掃除にも活躍できます。
オキシクリーン3杯に対し、少量のお湯を加え、ペースト状の濃い液を作ります。
この液を汚れている所に直接塗り、よく擦ったあと5分~60分程度放置し、よく洗い流します。
注意点として、対象物の変色などの可能性もあるため、最初は目立たないところでテストしてから作業を行うことを勧めます。
オキシクリーンを床や壁の掃除に使う
家の床や壁、玄関周りなどの掃除でも使うことが出来ます。
お湯(0.5リットル)に対しオキシクリーン(キャップ1/8杯)を溶かし液を作ります。
直接汚れている部分に液を塗り、5分~10分程度放置します。
その後ブラシなどで擦ったりして掃除をし、水拭きをします。
このようにオキシクリーンという洗剤は様々な掃除方法・対象物があり、万能洗剤として使えます。
洗濯機の掃除の仕方
では洗濯機の掃除の仕方・流れを解説していきます。
まず最初に知ってもらいたいことは
「洗濯機の掃除には時間がかかる」
ということです。
一回ではすべての汚れを取り切れないので、何回も同じ作業を繰り返すことになります。
その間はもちろん洗濯ができないので、その日の洗濯物がある場合は洗濯してから、もしくは翌日に後回しにするようにしてください。
①お風呂の残り湯 を洗濯機に入れる
今回使う「オキシクリーン」は粉状の薬品になります。
薬品がしっかり溶けるように水ではなくお湯を使ってください。
お風呂の残り湯を使うとエコで節約できます。
我が家ではお風呂の浴槽と洗濯機が離れているので専用のホースが届かず、バケツリレーでお湯を運びました。
お湯の量は洗濯槽いっぱいに入れてください。
②洗濯機にオキシクリーン投入
お湯をいっぱいまで入れたらさっそくオキシクリーンを洗濯槽に投入します。
洗濯機の容量は各家庭で異なりますが、我が家で使っている洗濯機は標準サイズのものなので、目安として同じ量のオキシクリーンを投入するので大丈夫だと思います。
今回はオキシクリーンのキャップ8杯分の量を使用しました。
・使っている洗濯機が大きい
・長年使っていて掃除もあまりしてこなかった
等の方は、もう少し量を増やしてもいいと思います。
③洗濯機を稼働する
洗濯機のメニュー「すすぎ1回(脱水無し)」で6分間回します。
終わったら汚れが浮いているので網やネットなどを使って取り除きます。
我が家ではちょうどいいものがなかったため、子供のオモチャにあったポイ(金魚すくいのポイ:網バージョン)を使ってとりました。
この作業を、汚れがほとんど浮かばない状態まで繰り返します。
洗濯槽内のお湯が減ったら、その都度足してください。
ちなみに我が家の洗濯機(使用歴2年)は7回この作業を繰り返しました。
④洗濯機をオキシクリーンで付け置きする
ほとんど汚れが取れなくなったら6,7時間そのまま付け置きします。
先ほども言いましたが、その間洗濯機は使えないので洗濯機の掃除は「寝る前」に行うのがベストです。
付け置きし朝起きたら、浮いている汚れを取り除いてください。
⑤脱水する
付け置き後の汚れを取り除いたら脱水し、オキシクリーン液を完全に抜きます。
⑥仕上げゆすぎ
最後に普段使っているように「標準コース」で空洗濯してください。
この時、洗濯洗剤は必要ありません。
何も入れずに水だけで回します。
⑦アルコールで拭く
これはどちらでもいいのですが、汚れや薬品残りが気になる方はアルコールや濡らした布巾等で洗濯槽の内側を拭くとスッキリ感がでますよ。
実際にどれだけ汚れが取れたのか?
我が家の洗濯機は家を建てた時に買い替えたので約2年間使用していることになります。
現在は家族4人の洗濯物を毎日しているという状況になります。
1年前に1度掃除をしているので、大体1年間の汚れが溜まっていることになりますね。
では、実際に掃除している時に撮影した写真と共に、
・どんな感じて汚れが取れて行ったのか?
・最終洗濯機の汚れはどれくらいあったのか?
を見ていきましょう。
【1回目】
【2回目】
【3回目】
【4回目】
【5回目】
【6回目】
【7回目】
【取れた汚れ全部】
まとめ
いかがだったでしょうか?
洗濯機を掃除しないと!って気持ちになりましたか?
本当はこの記事は書く予定ではありませんでした。
理由は
「我が家の洗濯機が汚いのを世間に見られるのが恥ずかしい」
と妻が止めたからです。
ですが、我が家がそうだった様に、洗濯機の掃除方法で困っている家庭は他にもいる!と思い、
妻に
「誰かの役に立つかもしれない情報だから、人助けだと思って発信させてくれ」
とお願いし公開の承諾を得ました。
「汚いのが恥ずかしい」ということは、それほど洗濯槽の裏は汚れていた・汚れが取れたということです。
私自身は体験しましたが、オキシクリーンは他の洗濯機専用洗剤に比べ圧倒的に汚れを浮かしてくれました。
もしこれまでに洗濯機の掃除をしていて、思ったより汚れが取れなかったという経験をお持ちの方は、騙されたと思ってぜひオキシクリーンを使ってみてください。
掃除が終わった時、洗濯槽も心もスッキリしますよ。