メインの投資先であるマネースクエアの「トラリピ(為替)」が円安相場でレンジアウトしたことから、投資運用での利益が得にくい状況になりました。
違う種類の投資アイテムに分散することで利益の機会損失を防ぐため暗号資産(仮想通貨)でトラリピの様に運用してみようと考え「暗号資産FX」を始めました。
ただ、マネースクエアが提供しているように最初に買いたいレート・売りたいレートを設定し後は放置!というようなサービスはないため、あらかじめ自分で売買レートや運用資金、リスクを把握したうえで、決済のたびに自分で再び注文予約を行う「手動トラリピ」で運用になります。
これまで初期設定だけであとはほったらかしの楽チン自動売買をしてきたので、手動での運用は不安がありましたが、あらかじめ自分で運用方法(設定)を決めておくと難しいことはなくすぐ慣れることがでました。
この記事では、
暗号資産の手動トラリピ運用4ヵ月の結果
についてお話します。
▼暗号資産の手動トラリピはGMOコインで運用してます▼
暗号資産FXをするメリット
メインである為替の代わりに、暗号資産FXを選んだ理由は大きくまとめると2つのメリットが魅力的だったからです。
メリット①
1つ目は資産増加を狙える他の投資アイテムを圧倒するボラティリティの大きさです。
株や為替では出せないボラティリティを暗号資産(仮想通貨)は持っています。
購入し長期間保有しておくだけでも大きく資産を増やせる可能性が高い暗号資産ですが、そのボラティリティの大きさを利用し売買を繰り返すことで、確実にそして大きく利益を獲得することができると考えました。
保有しているだけでは評価額は増えても利益は確定していません。
相場が下がれば含み益は幻(なかったこと)となります。
動きが激しいということは、上手く乗りこなせばどんどん利益が入ってくる。
「チャンスが多い」アイテムということで、1番のメリットだと思います。
メリット②
為替でトラリピをしていると、相場が設定レンジ内で動くと利益が入ってきます。
しかし、利益が発生するチャンスがあるのは市場が開いている時間帯(簡単にいうと平日)です。
つまり土日は市場が休みなので相場が動かず、利益は発生しません。
ある程度の期間トラリピで運用していると、利益が発生しない土日はなんだかさみしい気持ちになってしまうんです。(私の場合)
ですが、暗号資産(仮想通貨)は24時間・365日相場が変動しているので、土日も関係なく利益のチャンスがあります。
ボラティリティが大きくて利益のチャンスがあるのに、ずーと毎日が資産増加チャンスというのが上乗せされるのが私のなかでは大きなメリットでした。
冒険者Lv.1の暗号資産手動トラリピ設定
私が暗号資産の手動トラリピで資産運用している設定はこちらの記事で詳しく解説しています。
投資初心者の方でも理解できるように画像や図・表をたくさん使って解説しているので、興味がある方は参考にしてください。
・資金15万円(開始時のレートで変動)とお手頃金額から始められて
・ロスカット値を0円に設定して暴落でも安全
・買いと売りの両建てで上がっても下がっても利益を狙る
・利益は好きなタイミングでいつでも口座からだしてOK
と、安全性を重視して運用設定しています。
ですが、暗号資産のボラティリティのおかげで利益も狙える!というのが私の運用方針になります。
また、仮想通貨の売買損益は結構複雑なので取引データを送信するだけで正確な損益計算をしてくれるサービス利用も検討しておくと年間の取引結果も楽に管理できるので、大きな利益が出たときの確定申告も安心です。
【仮想通貨の損益計算サービスは「Cryptact」】
現在のBOXレンジ設定
初期に設定しているBOXレンジを下抜けしているので、追加資金で新しくBOXレンジを追加することで利益獲得のチャンスを常に狙っていくスタイルです。
レートが下がっているため必要資金も少なく済み、
BOXレンジ①(初期設定)が153750円の必要資金なのに対し
BOXレンジ②はその半分以下の71250円で設定できました。
また、最近は値動きが小さいのでもう少しトラップ幅・利益幅・を狭くしたいと考え、このBOXは~8/29で辞め新しく設定したBOXに切り替えています。
新BOXレンジ② 必要資金105375円。旧BOXレンジに使用していた資金+これまでの利益を使い、足らず金額(約15000円)を入金し稼働開始しました。
ロスカットレートはもちろん0円。トラップ幅を2500円・利確幅2500円(0.2BCH)と5000円(0.1BCH)にすることで、値動きが少ない時でも利益を狙いやすくなるようレンジ幅を小さくしました。
ロスカットレートは0円で計算しているため、レートが下がったとしてもロスカットに怯えるストレスは全くなく、逆に少ない資金で新たにBOXレンジを設定できるチャンスなのでワクワクします。
暗号資産 手動トラリピ運用実績
2021年8月の手動トラリピはどんな成績を残したか見ていきましょう。
【決済回数】 4回
【決済利益】 8264円
【決済損失(レンジ上抜け時の売りポジション)】 -1446円
【レバ手数料】 -1377円
【評価損益】 30694円
【単月利益】 5441円
暗号資産の手動トラリピ8月の純利益は5441円となりました。
利回り : 2.3% / 月
全期間の純利益は19300円
利回り : 8.1%
今回は設定トラップによる売買利益もあったものの、BOX設定変更のための強制決済で得た利益が大きいですね。
私のBOXレンジ設定は、核トラップ(BOXの中心部)よりレートが上の場合はいつ全(買い売り)決済してもプラス収益になるので、臨機応変に設定変更しやすいというのもメリットだと思います。
まとめ
仮想通貨のボラティリティは大きいイメージだったので、暗号資産FXを開始する当初はビビッてトラップ幅を広くしカバーエリアを広くしていましたが、最近はあまり価格変動がないので、レンジ幅をもう少し攻め方向にしてみました。
思えばロスカットレートは0円で、ロスカットはされないのだから、ビビる必要はないですね。
9月は本業のボーナス月ということもあるので、更に暗号資産FXに資金投入していきたいとおもいます。
今後の冒険者の主力投資方法に出来るように頑張っていきたいと思います。