老後資金2000万円問題が話題になる前から気になっていた「つみたてNISA」をついに開始しました。
「現代の若者は貰える年金が少なくなる」とはずっと前から分かっていましたよね。
なので何かしら自分の力で老後資金を作る必要性は感じていて、NISAを始めようか考えたのですが、なかなか重い腰を上げることが出来ずダラダラしていたら数ヶ月経ってしまいました。
お盆休みを利用して、つみたてNISA口座開設と商品を選んで、資産運用の準備をしよう!と決めついにスタートラインに立てました。
この記事では、
つみたてNISAを始めるための「口座開設の仕方」「開設に必要なモノ」など
これから始めようと考えている方向けの内容になります。
- つみたてNISAを始めた理由
- つみたてNISAができる口座はどこでつくるか?
- つみたてNISA口座を開設した会社
- 楽天証券でつみたてNISA口座を開設する手順・必要な書類
- スマホ内画像を確認書類で使いたい場合
- まとめ
つみたてNISAを始めた理由
はじめに、私がつみたてNISAを始めた動機について少しお話します。
私の生活環境は
・持ち家
・妻、娘、息子の4人家族
・収入があるのは私(夫)だけ
・年収300万程度
です。
正直、貯金する余裕はなく毎月カツカツもしくは赤字でした。
しかし、それでも「子供のために将来の資産を作りたい」と思い、2019年4月に転職しました。
そのおかげで、収入は多少上がり資産運用に回せるお金が出来ました。
「自分の老後」なんて二の次で、「子供の将来」のためにつみたてNISAを開設したというのが、我が家の答えです。
つみたてNISAができる口座はどこでつくるか?
つみたてNISAをするためには、「NISA口座」を開設する必要があります。
NISA口座ってどこで作れるの?
全国167の銀行、証券会社等で開設できるので、誰でもどこでも始めることができます。
どこでNISA口座を開設したら良い?
NISA口座を開設するにあたり
・口座開設は無料
・口座維持費等の手数料は無料
と、この条件はどの銀行・証券会社でも共通して同じです。
じゃあどうやって選ぼうか?
どこで口座開設するかを比較するにはいくつか項目があります。
①取り扱い商品
②最低積み立て金額
③プラスαのオプション
④対人か無人か
私の中での比較ポイントはこんな感じです。
【①取り扱い商品】
この項目はとても重要です。
NISA(つみたてNISA)は出来るけど、投資先(商品)が少なかったり、良い商品を取り扱っていない場合もあります。
なので、「NISA口座開設」の前に「投資先(商品)はあるか?」ということを先に調べておかないといけません。
【②最低積み立て金額】
つみたてNISAは定期的に定額を積み立てながら資産運用する仕組みです。
各金融機関で何円からつみたてNISAができるかの違いがあり、100円から始められる金融機関や10000円から始められる金融機関などがあります。
私は少額から始めたかったので、最低何円から積み立て可能かもチェックしました。
【プラスαのオプション】
どこの銀行、証券会社でも取り扱い商品以外(口座開設無料・手数料無料)は同じなら、お得につみたてNISAって出来ないのか?
そう考えている方も少なくないと思います。
これに関しても注目ポイントで、他者との差別化を頑張っている会社は力を入れている項目になります。
分かりやすいのが「独自のポイント制度」
例えば、毎月つみたてNISAで投資していきますが、その金額の〇%をポイント還元するサービスを採用している会社もあります。
同じ金額を積み立てていくのに
・A社ならポイントが還元される
・B社なら特に無し
ということになります。
別に損はしませんが、どうせ同じ金額を投資していくなら、ポイントの様なプラスαなオプションサービスも活用できると、長期投資のつみたてNISAは大きな得を得ることができます。
つみたてNISA口座を開設した会社
上記の内容から私は「楽天証券 」でつみたてNISA口座を開設しました。
・少額(100円)から始められる
・投資してポイントが貰える
・ポイントでも投資できる
この3つが私の決め手となりました。
今年から
・普段の買い物も楽天カード
・スマホは楽天モバイル
と、楽天ポイントに集中することに決めて生活環境を変えてきたので、「ポイントを資産に変えて増やす」目的のため一択でした。
逆に「銀行」ではつみたてNISAはしないと考えていました。
・待ち時間がもったいない
・余計な商品を勧められるのがめんどくさい
・NISA商品を購入する、購入をストップするなどの手続きにわざわざ店舗に行ったり電話で問い合わせるのがめんどくさい
など、メリットが1つも見当たらなかったからです。
楽天証券でつみたてNISA口座を開設する手順・必要な書類
では、楽天証券でつみたてNISA口座を開設する方法を解説していきます。
思ったよりとても簡単だったので、少しの時間でできます。
前提として、楽天証券口座を開設しておく必要があるのでまだの方はまず楽天証券の口座開設から始めましょう。
ちなみに楽天証券口座を開設するメリットもあり、普通の銀行に比べ金利が100倍なんですよね!
▼詳しくはこちらの記事で解説しています▼
投資をしなくても楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジするだけで高金利にランクアップするので、ただ貯金するだけでも普通の銀行を使うよりお得になります。
NISA・つみたてNISA口座開設
楽天証券の口座を開設出来たらマイページにログインします。
画面上部のメニューの中から『NISA・つみたてNISA』の項目を選択します。
「NISA・つみたてNISA」と「ジュニアNISA」の2つの選択があるので、「NISA・つみたてNISA」の項目を選択します。
新規で口座開設する場合は左側の「NISA口座を申し込む」を選択します。
つみたてNISAの申し込みの流れ
口座申込みからの流れはこんな感じです。
STEP1 : 申し込み
STEP2 : 必要書類の提出
STEP3 : 取引開始
STEP4 : 税務署での審査(1~2週間)
STEP5 : 手続き完了
つみたてNISAかNISAの選択
次の項目で、「つみたてNISA」か「NISA」どちらの口座を開設するか選択できます。
両方の口座を同年に開設するのは不可能ですが、「今年はNISAで運用していたけど、来年からはつみたてNISAで運用しよう!」という口座の切り替えは可能です。
登録情報の確認
自分の「名前」「住所」「生年月日」が間違っていないか確認します。
本人確認書類の提出方法の選択
つみたてNISA口座を開設するために本人確認書類を提出する必要があります。
提出方法は「パソコンから提出する場合」と「郵送で提出する場合」から選ぶことができます。
パソコンから提出する方が申し込み手続きは早く行えますし、手間も少なく済むのでオススメです。
利用可能な本人確認書類
・運転免許証【表/裏】
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・各種健康保険【表/裏】
・住民基本台帳カード
・パスポート(日本)
・在留カード/特別永住証明証【表/裏】
・個人番号(マイナンバー)カード
私は運転免許証を確認書類としました。
申し込み完了
以上でつみたてNISA口座を開設するための作業は完了です。お疲れ様でした
スマホ内画像を確認書類で使いたい場合
パソコンからの本人確認書類提出が楽で早いとお話しましたが、パソコンが苦手という方は、「確認書類をパソコンに入れる」方法が分からず難しいと諦めてしまう場合も多いと思います。
なので私なりの方法ですが、いくつかパソコンに確認書類を入れる方法を紹介します。
方法①
まずは「メールで自分に確認書類画像を送る」です。
スマホでもパソコンでも見れるGメールのようなメールアドレスを使い、自分宛に画像を添付して送るという方法です。
これならスマホで確認書類を撮影し、メールを送るだけなので、パソコンが苦手でも関係ないですよね。
ちなみにスマホアプリ(無料)の「Scannable」を使うと自動調整で綺麗に書類を撮影出来るのでオススメですよ。
方法②
「オンラインストレージ」からダウンロードする方法です。
スマホ内ではなくオンライン(ネット上)に保存している画像を使う方法です。
例えば(私の場合)
Amazonが提供する「プライムフォト」サービスは、パソコンやスマホ内の画像をネット上に保存できる機能です。
また逆にネット上の画像をダウンロードすることももちろん出来るので、
・スマホからアップロードした画像をパソコンにダウンロードする
・パソコンからアップロードした画像をスマホにダウンロードする
という方法が可能です。
この方法も特別なパソコン周辺機器も必要なく簡単です。
▼Amazonのプライムフォトについてはこちらの記事で解説しています▼
まとめ
つみたてNISAを始めるための申し込みや書類提出などの作業は10分あれば完了します。
パソコンが苦手な方でも30分もかからないと思います。
もっといろんな手続きが必要で時間がかかるものと思っていたので、もっと早く行動に移っておけば良かったと少し後悔です。
また、つみたてNISAは口座を開設して投資先商品を選んでもすぐには開設されません。
毎月、商品購入予定日のような日が決まっていてその予定日までにどの商品を購入するか決めておかないと翌月または翌々月にスタート出来ません(最初に設定することで、その後は自動的につみたて購入してくれます)
なので、将来のために早くつみたてNISAを始めたいと思ってもすぐに始められないので、口座開設だけでもしておくことを勧めます。
また、どんな商品(銘柄)を購入したらいいのか分からない!という方も少なくないと思います。
次回私がつみたてNISAで選んだ商品やその理由などの記事もアップしたいと思います。