今年で今の会社に入社して8年目になりますが、ストレス無く毎日過ごしています。
もちろん最初からストレス無く働いていたわけではなく、入社当初はストレスしかない環境でした。
そこでこのままの環境で働くのは精神的・肉体的にも続かないと思い環境を変えるべく考え、アクションを行ってきて今部長の座まで昇り詰めました。
環境は理想の形になり毎日ストレスなく働いています。
社会人の病気「サザエさん症候群」(月曜日が億劫になり気持ちがダウンすること)にもなることなく過ごしています。
今回の記事ではその今までしてきたこと・考えてきたことを話そうと思います。
入社当初と現在の考えの違い
実は私は、大学3・4年生の就職活動をほとんどしていません。
なぜならその頃は、したい仕事もなかったし誰かの下で働くのが嫌だったから。
卒業したらフランチャイズ系の仕事を勉強・研修して、自分がオーナーで働く自営業をしようと考えていました。
自営業って大変だけど、売り上げは経営者の努力次第で伸びるからやりがいがあって面白そうだと思ってました。
しかし、勉強していくうちにメリット・デメリットを把握しました。
フランチャイズのメリット
・そのフランチャイズの経営方法(規約)を守ってさえいれば、仕事の仕方は自分のしやすいようにできる。
・初めのうちはフランチャイズの親会社が固定客を付けてくれるから、いきなり収入0というリスクがない。
・店舗はある程度自分が希望する場所にできる。
など
フランチャイズのデメリット
・契約規約上、一定金額を納金しないといけないので毎月売り上げの一部を引かれる。
・この規約で決められた金額を全て払い終えないと、実質「自分のお店」として収入を全て収益にはできない。
・全ての納金を済ますには何年・何十年と長い期間がかかる。
・自分が働かないと収入がないので、簡単に休めない。
・フランチャイズとして働き始めて一定の期間が過ぎると親会社から放置されるので固定客を自分で獲得しなければいけない。
など
したがって、メリットよりデメリット(リスク)が大きいと判断しフランチャイズは諦め就職することにしました。
就職会社に求める条件
大学卒業まで日にちも少なくなってからの就活ですが、焦りはなく偉そうに条件なんて決めて探しました。
条件は
・家から近い地元の会社
・休日が決まっている(シフト制じゃない)
・勤務時間が短い
生意気にも楽そうな条件で探しました。と言っても自分からいろんな会社に行くのではなく、求人の資料に書かれていた内容だけで決めました。
決して大きくなく給料も多くない会社でしたが、会社・仕事内容・給料の金額は全くこだわりはありませんでした。
なぜなら一生その会社で社畜になるつもりはなく、将来は仕事を辞め独立する決意は変わらなかったから。
そのためには、それに向けての勉強や調べるための「時間」を確保しなければいけない。
どんなに給料が多くても仕事が忙しかったり、勤務時間が長かったりしたら独立するために必要な時間が確保できず八方ふさがりになってしまう。それは絶対に避けたかった。
大きな違い
入社当初も今も「会社に囚われない独立」というのは変わらないけど、その内容は違う。
社会人になった頃は、「自分の会社をつくり自分が一番上に立つ」ことを考えていました。誰にも命令されず、自分が決めた会社のルールで運営していくこと。
でもそれだと「会社」には囚われないけど「社会」のルールや常識は少なからず影響を受けてしまい完全な理想にはなりません。
なので今は将来自分の会社を持つとしてもそれは通過点の目標であり、最終目標ではない。
最終目標は「完全不労所得」で生きていくこと。
自分が働かなくても生活が出来るくらいの収入が毎月生み出されるシステムをつくる。
計画としては、今の会社員生活中に土台作り
(いろんな知識を学び、実際に試行錯誤していく)
↓
目標を達成するための1つの手段「ブログ」
(収益化できるブログを作成し資金源を生み出す)
↓
不動産経営で完全不労所得化システムを作る
(最初は小さな不動産から始め経験を積みながら大きくしていき、最終海外でも行う)
これが今の私の考えです。
ブログでも大きな収入は生み出せます。
私が目標・尊敬としているヒトデさんは、年間2000万円以上ブログで収益を出しているお方です。
しかし、ブログは定期的に更新しないと収益も減っていきます。
なので完全不労所得とは少し異なるのも事実。
私は結婚して子供もいます。
自由な時間はあればあるだけ家族と過ごせます。これが一番私が欲しいもので強い決心に結び付いた理由だと思います。
環境を良くするために行ってきたこと
本題に入りますね。
はじめに私が言う働きやすい環境は、「人間関係に問題がない」とは少し違います。
人間はどうしても嫌いなタイプ・苦手なタイプがあるので100%それを無くすのは不可能です。
私が伝えたいことは「会社のルールに縛られない働き方を身に着ける」ということです。
これを身に着けることによって、自分のしたい様に・自分の考えで行動(仕事)が出来る様になります。
①なんでも引き受ける
いきなり「は?」って思いましたよね。
いきなりヘコヘコ言いなりかよ!って思ったかもしれませんが、ちゃんと理由があります。
その会社に入社するまでは、学生・もしくは他の会社で働いていたわけです。
つまりその会社の仕事内容は分からずルールやどんな社員がいるかも分かりません。
最初はなんでも仕事を引き受けて会社のことを知るため、仕事に慣れるためたくさん経験を積む必要があります。
これには他にも意味があって、「新人のくせに仕事をしない」「仕事をさけている」「熱意を感じない」こんなことを相手の印象に残してしまったら、働きやすい環境は遠ざかってしまいます。
第一に重要なことは「信頼を得る」ことです。
仕事をしない・やる気がない人に対しては、いつまでたっても社員の人は心を開かず冷たいままです。
嘘で結構!仕事中はやる気があるように猫を被ることが大切です。
「いきなり疲れるじゃん」って思う甘々なひと!
「最初だけしんどい思いをする」のと「ずっとストレスを抱えたまま仕事をする」ではどちらがいいですか?
②プラスαな仕事をする
①で経験を積むことで仕事を覚える時間は早くなると思います。
ある程度覚えたら、自分で考えて仕事をしましょう。
私は、上司とか関係なく怒られるのがほんとーに嫌いです。注意すらされるとイラつく。
なので、怒られないよう・注意されないよう・指図されないよう仕事を必死で覚えて自分で考えて自分だけで仕事ができる様にしました。
この性格なんで冒頭でも話した。独立心が強いんだと思います。
結果、自分で行動できる様になってからは上の嫌いな3つは無くなり、「指示」の代わりに「お願い」になりたまに頼まれた仕事をするという状況になりました。
③無理やりコミュニケーションはとる
やはり人間関係も良い環境には少しは関係あります。
人間関係が悪いと仕事の効率化に影響もでます。
入社当初は緊張してなかなか話せないと思いますが、その時は社員をまんべんなく観察する時期として過ごしてください。
社員がどんな話をしているか、休憩中どんなことをしているか、どんなお弁当を食べているか。
緊張して隅っこで下を向いているなんて時間の無駄です。上を向いて観察してください。
そして自分から同じ話や趣味・興味を『作って』コミュニケーションをとってください。
大事なのは、「自分でキッカケを作る」ということです。
まったく興味関心がない話題でも調べたりして知識を蓄えて話にはいる。
社員の趣味が分かれば自分も実際にやってみて話しかける。
人間は自分と共感できる相手には興味をもち優しくなる習性を持っています。
私が行った最初のコミュニケーションは、会社で流行っていた携帯ゲームでした。
確かモバゲーかグリーが運営する農場育成ゲームでした。
私はこういうジャンルのゲームには全く興味なかったのですが、結構な人数の社員が行っていたので、コミュニケーションをとるのにはもってこいの条件でした。
まず「ゲームをしてみたい」ということからアクションを起こしやり方を教えてもらう。
オンラインゲームでゲーム内でユーザー同士で助け合いとかもできたので、それを利用してゲームをしている社員と接触をはかる。
これで休憩時間はいろんな人とコミュニケーションが取れる時間に変えることができました。
もちろんそのゲームには興味ないので会社以外では放置しました。
④「自分」を出していく
仕事で怒られない、社員と仲良くなる、大体ここまでで1年もはかかりません早い人なら半年もかからないでしょう。
会社という団体は仕事以外でも忘年会のような飲み会や〇〇大会みたいな行事も行ったりします。
最初の1年は私も信頼を得るために参加しましたが、はっきり思いました。
「何も得るものがない」
ただみんなでワイワイして、酒に酔った先輩・上司が愚痴やかっこつけて説教みたいな話をするだけ。
なので2年目以降は、何かしら嘘の予定で断って参加しませんでした。
最近の数年は、正直に「つまらない」「社員と飲んだら酒がまずい」と断ってますが・・・
これは別にワガママではなく、普段の仕事で実績を残し「断ってもぐちぐち言われない立場」を作ったから可能になったことで、ゆとり世代どうこうというもんではないです。
ストレスのない仕事場にしたいのなら会社の行事だって参加しなくてもいい様に作り上げないといけません。(楽しいのであれば参加していい。)
また行事以外でも①②③が出来ているのであれば、自分に関係ない仕事はもう引き受けることはないです。
一通り仕事を覚え信頼も得れたらこれからは、自分の仕事じゃないことははっきり断りましょう。
最初に何でも引き受けたのは仕事を覚えて信頼を得るためでパシリになるためじゃないです。いつまでたっても仕事を押し付けてくるような社員には、「自分の仕事ではない」まで言えなくても「自分は他の仕事をしないといけないから他の人に頼んでください」と断りましょう。①②③が出来ているということは、自分の仕事は何があるか・どの仕事をすればどれくらいの時間がかかるは分かっていると思うので、嘘でも他に仕事があるようにして、「仕事を押し付ける」という考えを社員から無くす様にしましょう。
⑤上司・先輩の仕事を盗む
自分で考えて仕事ができる様になれば、もう少しで良い環境のゴールです。
仕事場によって異なるかもしれませんが、社員がいればそれだけその社員の「担当の仕事」というのもあるでしょう。
自分が所属している部署の先輩・上司の仕事は代わりにできますか?
一般的な仕事を教えてもらっても、上の人の仕事を全て理解したわけではありません。
そうなるとその人の存在価値が多少はあることになるので「存在を消すことが出来ない」
なにを言っているんだ?と思うかもしてませんが、怒られたり注意されたりしなくても「同じ部署に一緒に仕事する人がいない方がいい」「一人で仕事できれば気が楽」と考えたのが私です。(やっぱりここでも独立心の様な気持ちがでた)
そこで自分一人でも部署の仕事が回せるようにまずは先輩から先輩が担当している仕事のやり方を徹底的に教えてもらった。頼んだときは、「先輩が体調不良などで会社に出れない時に代わりにできる様に」と言い教えてもらうことを承諾してもらった。
元々小さい会社で私の部署は私・先輩・部長の三人だったので「一人だけの部署」も夢ではないと思っていた。
先輩は私が入社して3年たった頃に寿退社でいなくなった。残るは私と部長の2人仕事はまぁまぁ多く今までは最低でも3人は常時いた部署で新たに新しい社員を募集するかという案もあったがそれでは私の計画の意味がなくなる。
しっかり先輩の仕事を身に着けていたので「私が先輩の分も仕事するので新しい社員はいりません」と説得し2人態勢になった。
仕事の量が増えたけど仕事の仕方は把握しているので楽でした。
仕事の合間も時間が出来れば今度は上司の担当している仕事を教えてもらった。
今回の理由は「2人になって仕事が忙しくなってもフォローできる様に部署の全ての仕事を把握しておきたい」でした。
上司は定年後もパートとして働くと日頃からいっていました。
パートになれば立場は逆になりますが、経験や人間関係は簡単には変わりません。おそらく今と変わらない関係なのでやっぱり気を使う場面もあるでしょう。
なので、それで部署のトップになっても形だけで中身は変わらないということ。
とりあえず、上司の仕事の把握だけはしっかり行おうと思い仕事を続けました。
そしてついに昨年2016年後半転機は訪れました。
定年後も働くと言っていた上司が定年になったら退職すると断言しました。
理由は「貯蓄は十分あり別に働かなくていい」「親が県外の病院で入院しているからそっちに住むかもしれない」「仕事は全部教えれた」などでした。
最高の1日でした。計画が現実になるのだから。
そして2017年、部長が退職する2か月前に社長に呼び出されました。
内容は「部署が1人になるから新人をいれる」という話でした。
私は即答しました。
というより条件を押し付けました。
「私は部署の仕事を全てできます。」
「私に部下は必要ないです。」
「上司が辞めて、部下も取らないで済むなら、人材削減でき無駄な給料を払わなくてよくなります。その分私の給料を上げてください。仕事なら問題なくできますし、休みもむやみにとりません」
かなり強めに主張し、社長も承諾しました。
正直1人で全ての仕事をするのは心細かったけど、1人になって2か月が経つ頃には慣れて今は一人の部署を満喫しています。
まとめ
その場で人生を把握しようとする人は考えが浅いと思います。
仕事がきつい?仲良くなれない?ストレスしかない?
自分から行動していますか?
働きやすい環境は自然に生み出されるものではないです。
数か月働いただけで自分には合っていない・息苦しいからやめるなんて人は努力が全然足りない甘ちゃんです。
何事も最初に計画を立ててそれに向かってアクションを起こさないと何も変わりません。
なにからすればいいか分からないのなら、私が紹介したステップをマネしてみてください。
自分が変わっていけばおのずと周りの環境も変化していきます。
最後に改めて言いますが、
私は一生を会社員として送る気はありません。
今部長の座まで昇進しましたが、人生計画の土台が固まればすぐに会社をやめて次のステップへ進みます。
未練は一つもありません。だって会社員は通過点に過ぎず、仕事に関しては今も興味ありません。
何年かかるか分かりませんが毎日土台作りに励んでいます。揺るぎなく努力していきます。