先日、休日を利用して子供のためにブランコを手作りしました。
今年3歳になる娘用のブランコなのですが、娘は公園などにあるブランコに乗るのも怖がって、まだ1人で乗ったことがありません。
そんな娘のためにブランコを作りプレゼントした結果、
娘はブランコにハマり大喜び!
とても楽しそうに乗り、なかなかおりようとせずずっと遊んでいました。
この記事では
・格安で子供用のブランコを作る材料やアイテム
・子供用ブランコの安全性を高めるポイント
・子供用ブランコの作成にかかる時間
について、経験を元に解説していきたいです。
子供用ブランコに使う材料やアイテム
まずはブランコを作成するために使う材料やアイテムを紹介します。
【材料】
・木材(2×4) 180cm × 6本
・ソーホースブラケット × 2個
・ネジ
・紐
・イス用の板
【道具】
・電動ドリル
・インパクトドリル
・メジャー
・鉛筆
などです。
上記の材料などは私が実際に使ったアイテムを紹介していますが、必ずこれらを使わないといけないということでもないので、自分にあった材料に変更しても問題ありません。
子供用ブランコの作成費用
私は上記の必要材料をホームセンターで購入しました。
道具の方は既に持っていたので計算に入れません。
材料費だけの計算でいうと3000円あれば足ります!
今回使った材料は、特別珍しいアイテムを使用していないのでどの地域でも入手することが出来ると思います。
万が一、地元のホームセンターで販売していない場合はAmazonなどでも販売しているのでそちらから購入出来ます。
子供用ブランコの作り方手順
それではブランコの作り方を手順で解説していきます。
手順①(イスのサイズ)
まずはブランコのイスを作ります。
私が作成したイスのサイズは
縦 : 20cm
横 : 45cm
厚み : 2cm
サイズは計算というより、だいたいで決めたので、決まったサイズではありません。
自分のお子さんに合わせたり、強度を考えて好みに変更して下さい。
手順②(紐を通す穴を開ける)
今回は紐を採用しました。
・加工がしやすい
・安い
・調整できる
という点を優先しました。
公園などのブランコは鉄の鎖の場合が多く、強度は高いですが、今回作成するブランコに乗るのは2歳の娘で、体重も軽く乱暴に乗ったりしないので、そこまでの強度は必要ないと考えて紐にしました。
イスに均等に4箇所穴を開けます。
紐の太さが1cmだったので、穴も合わせて1cmでドリルで穴を開けました。
手順③(土台作り)
次に「ソーホースブラケット」に2×4の木材(180cm)をセットいます。
一つのソーホースブラケットに2本の2×4木材がセット出来ます。
ソーホースブラケットにストッパー部分があるので、ストッパー部分に当たりそれ以上入らない所まで差し込みます。
差し込めたらソーホースブラケットに釘穴が2箇所(片面)あるので、裏・表で計4箇所に釘を打ち込みソーホースブラケットと木材を固定します。
製品には釘を打ち込むと記載されていましたが、私はネジでとめて強度を上げました。
手順④(土台を組み合わせる)
ソーホースブラケットに木材を2本差し込んだ土台が2つ作成しました。
次にこの2つの土台を組合せて本土台を完全させます。
ソーホースブラケットの上部に2×4の木材をセットします。
ワニ口のように歯があるので、木材を噛ますイメージです。
この木材の長さでブランコの幅が決まります。
ちなみに私は一人用のブランコを作ったので、横幅は約115cmにしました。
ブランコ本体の高さは183cmになりました。
手順⑤(横幅を固定する)
ここでブランコの土台の上部と下部の横幅を測って見てください。
土台パーツを1つに組み立てた時、ねじれやゆがみがあると上部と下部の横幅に誤差が発生しています。
誤差があるということは、ブランコをしている際に、ヘンな負荷が1部に集中したり、バランスが崩れ事故の原因となります。
これらを防ぐために上部の2×4木材と同じ長さの木材を土台の下部片側(ブランコの後ろ側)にも取り付けて土台のバランスをとります。
取り付ける際のポイントは、
地面ビッタリに付けるのではなく、少し浮かした場所に取り付けること。
地面から少し上がった所に取り付ける理由は
・地面がデコボコでも影響を受けない
・雨などの水分を地面から吸収しないように
などがあります。
手順⑥(強度を高める)
「横」については⑤の作業で強くなったので、今度は前後の強度です。
ソーホースブラケットを釘(ネジ)で木材と固定しているといっても、固定されているのはその部分だけなので、そのままブランコをするとまだガタガタして安定しません。
なので、前後運動に強くするために更に補強します。
ブランコの側面に2×4木材を使って土台の前側と後ろ側を繋げ固定します。
この部分に使う2×4木材の長さは、90cmにしました。
この補強で一気に強度が上がります。
手作りブランコの安全性を高めるポイント
ブランコを手作りする上で、1番心がけたのが「安全性」です。
頑張ってブランコを作ったはいいが、不備があり怪我する事故が発生した!
となれば子供を喜ばすどころか、辛い思いをさせてしまいます。
そうならないように、今回の作業で安全性を意識したポイントをまとめておきます。
・ソーホースブラケットと木材は釘ではなくネジで固定する
・土台の上部と下部の横幅がズレないように同じ長さの木材で固定する
・ブランコの前後運動に耐えれるように土台の前側と後ろ側を繋ぐ補強をする
また、Twitterでブランコの「安全対策どんなことを気にしたらいいかな?」といったツイートをしたところ、パパフォロワーさんのぱぱらくさん(@paparaku999)がとても良いアドバイスをしてくれました。
こちらのアドバイスを参考に、ブランコのイスの高さは地面から35cmにしました。
ありがとうございます。
【更に安定させるためには】
・ブランコの椅子の板を厚くする
・ブランコを設置する場所はコンクリート地面ではなく、土などのクッション性のある地面
【今後実施予定の安全対策】
子供がブランコで遊ぶ分には問題ない安定感なのですが、今後ブランコに慣れて大きな幅でこぐことが出来るようになると少し不安です。
なので、コンクリートなどで出来ている「重り」をブランコの土台に設置しようと考えています。
この重りもホームセンターなどでいろんな種類があるので、目的にあったものが見つかると思います。
また、今回イスと土台を繋ぐものはヒモを使用していますが、金属製のチェーンに変えても良いかなぁと考えています。
チェーンもホームセンターで売っていますよ。
まとめ
実際にブランコを作ってみた感想は、
「思ったより簡単に作れて、必要資金も安価」
ということです。
「遊具」のブランコは作れるかなぁと少し不安でしたが、やってみるとめちゃめちゃ簡単でした。
私の家は実家の隣で、敷地に余裕があるので野外に設置しましたが、今回紹介したブランコならサイズを少し小さめにすると、家の中でも設置可能です。
ブランコを作った後日にママ友が遊びに来たのですが、「家にブランコあるのめっちゃいいねー」って羨ましがられました。
娘もブランコにハマり毎日遊んでくれるので、作ったかいがあったー!っと私も嬉しいです。
次は何作ろうかなぁ。
また最高の笑顔で遊んでくれるかなぁ。
そんなことを考えている冒険者です。
お子さんがいる方はブランコをプレゼントというサプライズおすすめですよ☆