冒険者の家庭には、2歳の娘と0歳の息子がいます。
最近娘は本格的にトイレでおしっこ・うんちの練習を開始しました。
自分から「トイレ」と言えるようになったので、普段家にいる時は寝る時間以外は〇〇パンツを履かせています。
トイレに行く回数が増えたので、娘用のトイレの台(便座に座るための踏み台)を設置することにしました。
市販でも子供用のトイレの踏み台は販売しています。
安いものなら1000円くらいで購入が可能です。
しかし、我が家では楽しく愛を持って、さらに安くトイレ用の踏み台を作りました。
この記事では
格安でオシャレな子供用のトイレの踏み台を作る方法
を紹介したいと思います。
- 完成イメージ
- ①踏み台に使うダンボール選びとポイント
- ②ベストなサイズ
- ③サイズ調整
- ④仮設置
- ⑤強度を高める(土台の中)ポイント
- ⑥形を整える・崩さない対策
- ⑦蓋をする
- ⑧カバーシート(壁紙)を貼るポイント
- 子供用トイレ踏み台 まとめ
完成イメージ
子供用のトイレの踏み台ということで今回オムツの入っていたダンボールを使用し、台を作りました。
それに百均などで売っている「壁紙シート」を貼り、オシャレにデコレーションしました。
木目調のシートを使うことで、トイレの雰囲気に浮かなく、ナチュラルに溶け込むデザインになっています。
それでは、次に具体的な作成方法を解説していこうと思います。
①踏み台に使うダンボール選びとポイント
ダンボールはなるべく大きく、ダンボールに商品柄がプリントしているものが良いです。
理由は
・小さいダンボールを使うと多くの繋ぎ目ができ仕上げのカバーシートを貼ると見た目が悪くなる
・繋ぎ目が増えると強度も下がる
・商品柄がプリントされていると紙にコーティングされている状態なので水分に強くカバーシートもしっかり貼れる
などです。
また、土台に使う箱の数が少ないということは、サイズ調整の作業もシンプルになるので、作業難易度も低くなります。
我が家では、子供用のトイレの踏み台なので、関連したダンボール「オムツの入っていたダンボール」を使用しました。
大きい箱なので2つだけで外装を作れました。
②ベストなサイズ
踏み台を設置するにあたりサイズを確認する場所、ベストなサイズを解説します。
踏み台は色んな形があるので、まず土台の完成形をイメージしないといけないのですが、今回は私が実際に作った踏み台の解説をしますのでご了承ください。
上記の「完成イメージ」を見て頂けると分かるようにシンプルにトイレの部屋横幅いっぱいまで広い台にしました。
これは「子供が安全に台に上がれるように」の対策です。
トイレの横幅は約80cmだったので、2つのダンボールを合わせて79cmに調整しました。
また子供が踏み台に上がりやすい高さは25cm~30cmが良さそうです。
私が使ったオムツのダンボール(マミーポコオムツ)を画像のように置くと、高さは28cm程度になり加工しなくても丁度いい高さになります。
踏み台の奥行は次の項目で調整になります。
③サイズ調整
踏み台は便器の前に置くのではなく、便器に合わせて切り抜き、踏み台と便器を合体させるイメージで加工して行きます。
この加工のメリットは、
・踏み台から便器に登りやすくする
・踏み台と便器を重なる位置にすることで、踏み台がズレることを無くす
等の対策ができます。
便器はトイレの部屋の中心に設置されている場合が多いので、先程紹介した横幅(79cm)の半分の38.5cmの位置が踏み台の中心になります。
便器の形に合わせて箱の片方を「U字型」に切り抜きます。
便器は床部と便座部分のU字の幅が異なるので意識して
箱の底面から上面にかけて大きくしていくイメージで切り抜くと後々の加工が楽になります。
この加工が面倒臭いと言う方は、箱の上面のU字サイズに底面のU字サイズも合わすのでも構いません。
(設置した際に底面は見えないので)
U字型は後で少しずつ調整するので最初アバウトな大きさで大丈夫です。
また2つの箱がズレないようにテープなどで仮止めしておくと、大きくズレることはないので簡単にテープを貼っておきましょう。
④仮設置
箱にU字型を切り抜けたら実際に設置してみましょう。
恐らくU字型の大きさや形がズレて最初からはピッタリにハマらないと思います。
ここから、便器に引っかかっている部分などを確認しながら少しずつ削って調整していきましょう。
⑤強度を高める(土台の中)ポイント
箱の中身が空だと乗った時にもちろん崩れてしまいます。
安全に使うために中にダンボールの円柱を入れ強度を高めます。
踏み台高さはダンボールの外面で約28cmです。
踏み台の中に入れる円柱は気持ち短めに設定すると、中に入れた時に踏み台が膨らんだりしないですみます。
まず円柱を作るためにダンボールを切ります。
ダンボールには間に波があると思います。
この波に逆らわずロールを作り型をつけます。
1つの円柱の大きさはだいたい直径15cmにしました。
円柱が細すぎると、たくさん作らないといけないし、太すぎると強度が落ちてしまいます。
円柱の中には新聞紙をしっかり詰めて強度をまします。
だいたい8~10本ほど円柱を踏み台に入れどこを踏んでも凹まないようになりました。
円柱と円柱の隙間にも新聞紙を詰めてズレないようにしました。
⑥形を整える・崩さない対策
円柱から新聞紙がはみ出てたり、円柱自体が少し長かったら、踏み台の表面が湾曲になったりくぼんだりして、フラット感がなくなります。
そうならないように、円柱を踏み台にセットしたら上記の画像のようにテープで底面と上面を引っ張りながらとめます。
こうすることで、長期間使用しても踏み台が変形しにくくなります。
⑦蓋をする
踏み台のの中が見えないように蓋をします。
トイレに設置したら見えない部分で蓋をしなくても見栄えは変わりません。
ですが、蓋がない場合ホコリが溜まったり、中身が出てしまう可能性もあるので付けておくことをおすすめします。
⑧カバーシート(壁紙)を貼るポイント
カバーシートは100均(ダイソー)で販売している、DIY用の壁紙シートを使用しました。
1番長い辺で80cmだったので今回の踏み台に丁度良かったです。
U字型のカーブ部分は、普通に貼ると上手くいかないので、上記の画像の様に三角にカットすることで、隣と被らずシワになりにくいです。
今回はカバーシートを6本購入したので
・上面×2本
・前面×1本
・サイドから後面×2本(左右各1本)
・蓋×1本
底面は貼りませんでした。
子供用トイレ踏み台 まとめ
今回踏み台にはオムツを買った時にオムツが入っている外装のダンボールを使っているので、踏み台のために購入したのはカバーシートの600円だけです。
この大きさの踏み台を市販のもので探すと安くても1000円くらいです。
しかも全然可愛くない!
そう考えると、安く作れて自分好みのデザインにできるDIY踏み台はコスパがいいのではないでしょうか?
これからトイトレを始めるお子さんがいる親御さんは、ぜひ手間をかけて愛情が込められた踏み台作成にチャレンジしてみてください。