子供が出来ると車に「BANY IN CAR(ベビーインカー)」のステッカーを貼る家庭は多いと思います。
市販のものも種類が多く好みのステッカーを選ぶことができます。
しかし市販で売っているということは、他の家庭も同じステッカーを貼っているということ。
私としては
他の家庭と同じものを使いたくない!オリジナルデザインを貼って目立ちたい!
という、変なこだわりを持っていたので、
それなら自分で作ればオンリーワンじゃん♪
という答えに行きつき自作しました。
この記事では、ステッカーの作り方について紹介していきます。
- BABY IN CAR ステッカーの意味
- 完成品
- ステッカーデザイン
- ①デザインイラストを印刷する
- ②型を切り抜
- カッティングシートに型を写す
- パーツができたら
- ステッカーを貼る手順
- ステッカーを剥がす場合
- オリジナルステッカー作成まとめ
- ステッカー作成に便利なアイテムまとめ
BABY IN CAR ステッカーの意味
みなさん「BABY IN CAR」ステッカーを貼る正しい意味をご存じですか?
「赤ちゃんが載っていますよ」とアピール
一般的に認知されている意味はこの「車に赤ちゃんが載っています」ということを周囲の車に知らせるためのものだと思います。
これは、
「赤ちゃんが載っているので慎重に運転しています」
「ゆっくり走っているので煽らないでください」
など、他のドライバーに運転面での配慮を伝えています。
救命時の優先度
あまり認知されていないのがこちら。
事故に巻き込まれたときに、赤ちゃんが乗っている車から救助が優先されます。
例えば大事故に巻き込まれた場合、
・車に乗っている人が意識不明で話せなかったとき、赤ちゃんが載っていることをステッカーを貼っていることで救助隊の人に知らせることができます。
・事故の衝撃で赤ちゃんがチャイルドシートから抜け出て車内の隙間に入り込んだ場合、見落とされず探してもらえる。
などの役割があります。
「BABY IN CAR」ステッカーは貼るべき!
「BABY IN CAR」は、初心者マークの様に義務付けられてはいません。
なので貼る・貼らないは個人の自由です。
ただ、「見た目がダサくなるから」などの理由で貼っていないのなら、今一度子供のことをよく考えてください。
このステッカーは飾りではなく「子供のお守り」でもあります。
子供に対し愛があるなら少し自分のこだわりを我慢するのも親の務めですよ。
完成品
さて、では本題に入ります。
ステッカーの完成品(設置した感じ)はこんな感じです。
リヤガラスに貼りました。
ステッカーデザイン
今回は、私も妻も大好きなみんな大好き「リラックマ(の登場キャラクターのコリラックマ)」を使いステッカーを自作しました。
「サザエさん」のオープニングで流れる一場面の様に「パッカーンして腰をフリフリしているかわいらしいデザインです。
イラストはネットから探してきたものです。
《注意点として、ネットから拾ってきたものを自分のものとして販売したりするのは違法なので絶対やめましょう。
不安な方は自分でイラストを描いて使うのが間違いないです。》
①デザインイラストを印刷する
A4用紙に印刷します。
パソコンとかが少しできる方は、印刷前にイラストのサイズを調整しておくと楽です。
印刷する枚数は、
「ステッカーを貼る時のバランスを確認する用」
「失敗しても大丈夫なように、予備」
で、3枚から5枚あれば問題ないです。
②型を切り抜
印刷した用紙から「デザインカッター」を使い型を切り抜きます。
この時のコツは
・内側から切り抜く
・目や鼻といった部分は輪郭などにくっつけて切り抜く
・細かい場所はカッターを動かすのではなく、用紙の方を動かして少しずつ切っていく
カッターではなく、「デザインカッター」というものがあります。
特徴は
・刃の形が鋭利な角度で細かい作業に向いている
・持つ(握る)ところがペンの様に円柱型なので、ペンを使う感覚と同じ
文字の中の余白部分を切り抜いたり、小さい目を切り抜く時に自在に操れるので綺麗かつスピーディーに作業が捗ります。
カッティングシートに型を写す
カッティングシートに型を移していきます。
カッティングシートとは
簡単に言うと「シール」です。
ホームセンターでも、ネッツショップでも販売されており、数センチ単位で自分のほしいサイズ分だけ購入できます。
また、車用だと雨などにも触れるので『屋外用』のカッティングシートを選びましょう。
型を移すときの注意点
型はカッティングシートの裏面、粘着シールの代紙側に(書き)写していきます。
なので写すときは「左右反対に写す」ことに注意してください。
型の写し方
ズレないように、「ノリ」もしくは「テープ」で軽くとめます。
カッティングシートの裏面代紙にA4用紙から型抜きした型を固定できたら、油性マジックで型の(輪郭)線をなぞって、線の内側・外側を描いていきます。
全て描きなぞったらこんな感じになります。
代紙部分なので、汚くなっても問題ありません。
線がしっかり分かるように写しましょう。
写し終えてA4用紙の型紙を外すとこんな感じで、線の内側・外側が分かるイラストができます。
先程、A4用紙で型紙を取る際に目や鼻をイラスト違う場所の線と繋げて切り抜いていたので位置もオリジナルのママでバランスを崩さず写すことができました。
マジックのインクが完全に乾いたらカッティングシートから型を切り抜きます。
この時も「細かい部分」→「内側」→「外側」の順番で切り抜いていくとスムーズに作業が出来ます。
また、今回はA4用紙と違い目や鼻みたいに離れている部分は繋げずにマジック線に従って切り抜いてください。
この流れでステッカーのすべてのパーツを切り抜いていきます。
パーツができたら
全ての切り抜きが終わったら、いったん組み立ててバランスをみます。
この時に、少しサイズが大きいや線が太い部分を調整して全体のバランスを確認しましょう。
ステッカーを貼る手順
ステッカー(カッティングシート)を貼る時は、
・針
・タオル
・ヘラ
・デザインカッター
などがあれば便利です。
①.まず最初にステッカーを貼る箇所の汚れを拭き取りしっかり粘着できるようにしましょう。
②.外枠・大きいパーツから貼っていきます
貼る場所やステッカーの角度を意識しながら作業しましょう。
ステッカーを押さえて貼る際はタオルを使い押さえると、力が均等に伝わり指紋などの汚れも付きにくいですよ。
③.細かい・小さなパーツを貼る
外枠が貼れたら、小さなパーツを貼っていきます。
お手本用に印刷した用紙を見ながらバランスに気を付けて貼っていきます。
指では貼るのが難しい場合などはデザインカッターなどの先端を使い貼っていきましょう。
④、仕上げ作業
仕上げはしっかり圧着させるためにヘラなどを使い押さえながらステッカーをなぞりましょう。
この時「気泡」がステッカー内に入り込みプクッとなっていたら、針を使い穴をあけヘラで押さえながら空気を抜きます。
上記が完了したら、タオルでステッカー部分・周辺を拭き汚れをとって完成です。
完成品
ステッカーを剥がす場合
自分で貼ったステッカーもしくは、最初から貼られていて年数がかなり経っているステッカーなどを剥がすアイテムで便利なのがこのスクレーパー
剥がす部分(先端)が刃物(カッター)になっているためどんなにしっかり貼られているステッカーでも綺麗に簡単にベタベタ無しで剥がせる優れもの!
見た目や機能自体はシンプルですが、間違いなく剥がすことが出来るので持っていて損はないです。
《注意点》
先端が刃物なので使用する際は指の位置などに気を付けてください。
スクレーパーですが切れ味抜群で結構深くまで切れた経験あり!
オリジナルステッカー作成まとめ
私は、娘が生まれて妻と娘が退院するまでの一週間にステッカーを作成しました。
世間のパパさんの中には、「一人の時間だー!」と最後に遊びまくる方もいると思います。
もちろん子供が出来れば、行動の優先度が変わるかもしれません。
ですが、自分の子供のために『生まれて最初のプレゼント』が父親の手作りお守りステッカーというのも良くないですか?
実際にステッカーを貼っていると友人などに、「どこで買ったの?」「見たことないステッカーだね」と言われ「自分で作った」というとかなり驚かれます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ作ってしまえば型は出来ているので量産することも可能です。
夫・妻でおそろいのステッカーを貼ってワンポイントオシャレをしましょう。
ステッカー作成に便利なアイテムまとめ