2016年にマイホームを建てた冒険者です
新築マイホームに住みはじめて約3年が経ちました。
我が家ではこの3年間、守って来たルールがあります。
それは「お風呂の入浴剤を使わないこと」
新築を建てた方などは同じような意識を持っている人は多いのではないでしょうか?
なぜ入浴剤を使わないかというと、「浄化曹」が大きく関わってきます。
新築を立てると大抵セットで浄化曹も設置しないといけません。
家庭で出た排水をろ過して、害を取り除いてから下水に送り出す大切な装置です。
「入浴剤」を使うとそのろ過機能が低下すると言われており、我が家は今まで使って来ませんでした。
しかしそれは半分正解で半分不正解の情報を鵜呑みにした思い込みでした。
この記事では、
・エコキュートの人に「入浴剤を使ってもいいのか?」を聞いた答え
・使用する入浴剤の注意点
などを解説していきます。
入浴剤を使うと浄化曹のバクテリアは死ぬ?
浄化曹の仕組みを説明すると
浄化曹は、「ただ家庭から出た排水が通る場所」ではありません。
害がある物質を分解してくれる『ろ過バクテリア』が浄化曹内には住んでいます。
このバクテリアのおかげで家庭の排水が下水や川に流れても、大きな害が起きなくなっています。
そして今回のテーマ「入浴剤」は、使用してお風呂のお湯を抜き、浄化曹に流れ入るとバクテリアに負荷がかかり死んでしまうので、浄化曹の機能低下やメンテナンス間隔が短くなるといった情報がネットで多くみられました。
しかし、中にはその逆の「入浴剤は使用しても問題ない」という情報もちらほらみられます。
私たち素人ではどちらが正しい答えか分かりませんよね。
そこで、お風呂関係でお世話になっている「エコキュートの社員の方」に直接聞いてみました。
入浴剤は使っても浄化曹に影響は出ない!
担当してくれたエコキュートの方の答えは
入浴剤は使っていい!浄化曹に悪影響は出ない
という、予想外の返答でした。
エコキュートの方の話に夜と、最近の入浴剤は浄化曹のことも考えられて作られており、浄化曹内のバクテリアにダメージを与えないように強すぎる成分を使っていないそうです。
なので、結論をいうと
・入浴剤の影響は大したことない
・入浴剤を使ったからといってメンテナンス期間が短くなり費用が増えるといったことは起きない
ということになります。
使用する入浴剤の注意点
ただ、注意すべきこともあるそうで
「塩」系の入浴剤は、バクテリアの負荷になる。
「岩塩〇〇」みたいな、エステチックな入浴剤はダメ。
「ホット」系の入浴剤も、バクテリアの負荷になる。
「体の内側から暑くなり、汗が吹き出る」のような入浴剤もダメ。
この2点は使用しないように注意を受けました。
浄化曹内の塩分濃度を上げないようにするのと、あからさまな人間が作り出したような化学成分の入った人工的なものも意識して避けたほうが良さそうですね。
また「炭酸の力で疲れを取る」といったようなシュワシュワする入浴剤は、使っても問題ないそうです。
また、「この入浴剤は絶対大丈夫!」ってモノを聞いてみたところ、『バブ』は安心して使っていただいて良いと言われたので、確実に安全な入浴剤が言い方はバブを使いましょう。
初めて新築で入浴剤を使ってみた
この話を聞いて、我が家でも3年間のルールを破る時が来ました。
▼初めての入浴剤はこちらでした▼
「光るレインボーくらげ」です。
なぜこれを選んだかというと、妻と娘が買い物をしているときに、娘がお店で見つけたそうです。
商品棚にはサンプルで入浴剤の中身のクラゲが置いてあり、買い物で訪れる度に「クラゲ見に行く」と、毎回忘れずに見にいっていたので、娘のお気に入りのクラゲが入ったこの商品を選びました。
プニプニで触り心地よかったです。
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名前の通りレインボーに光るのですが、お風呂(お湯)の中で光らすと結構綺麗でしたよ。
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まとめ
ネットはいろんな方の情報が見れるので便利なのですが、それが全て正しいとは限りません。
ですので、今回は専門の方に質問し、信頼性の高い答えを知ることができました。
・入浴剤では浄化曹のバクテリアは死なない
・でも注意しないといけない成分もある
・「バブ」なら間違いなく大丈夫
という結果になりました。
お風呂で疲れを取る方も多いでしょう。
今回の内容で悩んでいる方は、気にせず入浴剤を使用し疲れをとったり、リラックスタイムを楽しみましょう。