現在マイホームを検討している方、いづれ建てたいと思っている方。
購入するにあたり色んな悩みも出てくると思います。
その中で一番深く考えるのは『費用』のことでは無いでしょうか?
「もう少し安くできないか」「あと少し予算があればここをもうちょっとこだわれるのに」
理想のマイホームを建てようとすればお金はいくらあっても足りません。
どこかをこだわれば、どこかを我慢しないといけい状況が出てきてしまいます。
私たち一般の方は建築のほとんどを担当をお願いしているハウスメーカーに任せるのが普通です。
しかし、一歩踏み込むことでマイホームの建築費用を節約・削減が出来るんです。
今回は一般の方でもできる費用の節約術の1部を紹介していきます。
またこれから家を建てようと考えている方は計画がとても大事です。
家を建てる前にやるべきことが分かる計画書を作ってみましょう。
マイホーム設計手順と予算
マイホームを建てるのはハウスメーカーさんと契約して行います。
間取りや各パーツは話し合ってアドバイスをもらいながら自分の理想の形を作っていきます。
間取りが決まったら、各パーツ(ドア・窓・床材・壁紙・トイレ・照明・お風呂など)の種類を決めていきます。
各パーツが決まればパーツ一つ一つの金額がズラーっと並んだ表と、使用するパーツの合計金額がでます。
家一棟建てるのですからパーツだけでも金額はとても大きい数字になります。
ここで大抵の人はもう少し安くしたいとパーツの見直しをするのですが、大きな金額のものから見直してしまう傾向があります。
「お風呂のランクを下げる」「トイレのランクを下げる」「窓の数を減らす」「照明の数を減らす」など
もちろん効果的ではありますが、それに伴い『不満』も増えていきます。
だって、自分の理想のパーツを選んだはずなのにランクを下げたり数を減らすのですから100%(満足)からどんどんマイナスになっていってますよね。
仕方がないとはいえ、満足度90%のマイホームになってしまうと住みだしてから「もっと予算があればなぁ」「あの時妥協しなかったらよかった」と思う時が来るかもしれません。
こういった後悔をしないためにも理想のパーツで節約できる方法を知っておいてください。
マイホームのパーツはハウスメーカーに全てを任せるな
理想のパーツを諦めないで節約できる方法があります。
それは「自分で揃えれるものは自分(個人)で買え」ということです。
マイホームを建てる時の落とし穴としてみんなが思っていることは
「マイホームを建築するのは全てハウスメーカーがするから、パーツなどもハウスメーカーで用意されるもの」
と思い込んでいます。
間違ってはいないのですが、費用節約をしたいのなら見積もり表をもらって家を建てるのを待つだけではいけません。
見積もり表をもらってからが勝負で、自分(個人)でも買える商品は積極的に自分で調達するようにしましょう。
この行動がどれくらい影響があるか次に実際私が家を建てたときの見積もりを例に紹介します。
照明器具を全て自分で手配した
皆さんは、家の電球が切れたらどうします?
わざわざ業者に連絡して交換してもらったりせず、自分で交換しますよね?
そうです。照明器具は一般の方でも簡単に購入できる商品なんです。
そこに目を付けた私は照明器具は自分で揃える事にしました。
下の表は、ハウスメーカーと打合せで選んだ照明器具の種類と金額が載っています。
右側の備考欄に書いている数字は自分で調べて自分で買った場合の金額です。
マイホームに使う照明器具を選んだらこんな感じで見積もり表をくれます。
この表には使用商品の「品番」と「商品名」も記載されています。(下画像参照)
60%以上も費用を節約できた
上の表では少し見にくいので拡大した合計金額部分が下の画像です。
ハウスメーカーが出してきた照明器具の見積もりは474,100円(税抜)
それに対し自分で揃えた場合の金額(赤枠)は182,427円(税込)
291,673円の節約が出来ています。
※ハウスメーカーの見積もり額は(税抜)になっていますね。
なので実質は約50万円くらいかかってしまいます。
約30万円以上も照明器具だけで節約できたんですよ!
割合でいうと約65%も安く済んだことになります。
すごくないですか!?
一つ一つのパーツ金額は、建築費用内で見ると小さいですが、まとめてみると大きな金額になります。
今回は照明器具での節約を例に挙げましたが、他にも自分で手配できるものは探せば色々あるんですよ。
照明器具での節約方法手順
具体的な節約手順を説明します。
①マイホームで使用する照明器具を決める
まずはハウスメーカーと相談しながら家のどの場所にどんな照明を設置するか決めていきます。
決定すれば照明器具だけの見積もり表をもらいましょう。
この時一つ一つ「品番」と「商品名」「各金額」がちゃんとわかるものをもらいましょう。(大抵の場合ちゃんと詳細が入った見積もり表をくれるので大丈夫)
②ネットのショッピングモールで調べる
見積もり表に記載されている品番で商品を検索します。
ネットショップはアマゾン・楽天・ヤフーなどどこでもいいです。
《ポイント》
ポイントとすれば
・いつも使っているモールで購入
・ポイント還元率が大きいモールで購入
・値段が安いモールで購入
など自分にあった目的もところでいいです。
ちなみに私はAmazonプライム会員なのでアマゾンで購入したかったですが、商品値段を優先に考えていたので最安値で出品していた楽天で購入しました。
【サイトページを見てみる】→照明専門店ルミエール
各ショッピングモールで値段が違います。
「金額」に焦点を合わせるのなら
「この照明はアマゾンが一番安い、この照明は楽天が一番安い、この照明はヤフーが一番安い」みたいに各商品の最安値がバラバラのモールになる場合も良くあります。
とことん節約に力を入れたいのなら送料なども考えた上で色んなモールから手配することも頭に入れておいてください。
③購入先と金額の表を作る
ハウスメーカーからもらった見積もり表を参照しながら、見落としている商品はないか、数は合っているかなどを確認しながら、購入先のショップと購入金額を表にしてまとめてください。
ここでまとめておかないといざ購入!する時にまた最初から検索し直さないといけませんし、後々資料を確認したい時に見れないので不便です。
おそらく自分でネットで買うことで、ハウスメーカーが出した見積もりの半額は節約できているはずです。
④注文と確認
全ての商品を検索して表でまとめたら、念のためハウスメーカーの担当の人に確認してもらいましょう。
担当の方からこれで大丈夫と確認が取れたら実際に自分でネットショッピングします。
発送先は現在自分の住んでいる家にしましょう。
商品が届いたら、そのままハウスメーカーに渡すのではなく一度開封して自分で確認をします。
「品番を確認して商品が合っているか」「個数は間違っていないか」を確認して問題なければハウスメーカーに渡します。
以上で照明器具を自分で手配する手順になります。
照明器具を自分で取り付けるとなお節約にはなるのですが、電気関係は免許・資格等が必要な場合もあるので取り付け作業は業者に任せましょう。
家づくりの節約術 まとめ
今回は「照明器具」に注目して実際に私が行った節約方法を紹介しました。
おそらくマイホームを建てる人は初めての方がほとんどだと思います。
何をすれば得になるのか、どういった流れで話が進むのか、費用の相場ってどれくらいが妥当なのか。
分からないことだらけでハウスメーカーの進め方に身をゆだねて計画を進行するのがほとんどです。
一生に一度の一番高い買い物に成りえることですから、「相手に迷惑が掛かるからとしつこく質問するのはやめよう」「ここのデザイン変えたいけど、もう何度も変更しているから言えない」そんな気遣いは不要です!
大きな買い物ですから自分の理想をしっかり追求してください!
私も10パターン以上間取りやパーツの組み合わせ・変更を行いました。
中には5年間計画しているのに決まらないという方もいらっしゃるみたいです。
後で後悔しないためにもベストな形で実現しましょう!
そして見積もりは全てをハウスメーカーが提示したものにしないこと!!
ハウスメーカーでしか購入が難しいものは任せるしかありませんが個人でも入手できるものも数多くあります。
まずは性能などのランクを下げることを考えずに、こういったところからの見直しを重点的にしましょう。
※ハウスメーカーによっては自分で調達して持ち込むことが出来ない会社もあります。
事前に確認をしましょう。
今マイホーム建築計画中の方は是非やってみてください。
少し手間にはなりますが、費用節約の見返りは大きいですよ。
照明器具を探すためのページを各ショッピングモールで用意したのでこちらから探してください。
【↓アマゾンで照明器具を探す↓】
【↓楽天で照明器具を探す↓】
【↓ヤフーで照明器具を探す↓】
【↓ 私が最安値で購入した照明器具販売サイト↓】
私は間取りも自分で考えて設計したのですが、この本一冊あれば「間取りのルール」が網羅できます。
書籍の詳細はこちらの記事で紹介しています
まだハウスメーカーと契約まではしてないけど、試しに理想のマイホームを計画してみたい方はこちらのサイトで「家づくり計画書」がつくれます。
もちろん無料で作れますし、作った計画書は実際にハウスメーカーと契約して計画を立てる時に役に立つのでいつかマイホームを建てたいと思っている方は作成しておいて損はしませんよ。
・オシャレで変わったデザインの家を作りたいなら「注文住宅」で特注を取り入れよう!